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キブツでの英語力

キブツには様々な国からボランティアがあつまります。アメリカ、ドイツ、南アフリカ、コロンビア、韓国、中国、フランス、イギリスetc...


私がいるここLahavはネイティブが多いかそれに近いボランティアが多いです。しかも20歳前後の若い子は喋りも早いしブロークンイングリッシュなので中々聞き取るのが難しいです。

正直私のレベルだと喋りが早すぎて聞き取れないこと多々ありです。

韓国人のDavidはそれで全く他のボランティアと話さず部屋に引きこもってしまっています。私も2年前にカナダのホステルで住み込みで働いていた時に会話についていけず引きこもった思い出があるので気持ちが痛いほどわかります。

会話の流れを止めるのも心苦しいのですがそれ以上にみんなと話したい気持ちが大きいのでわからなければ聞くようにしています。

するとみんな私に分かりやすくリピートしてくれますし、何よりみんな話を要約するのが上手い。話のポイントを抑えて簡潔に説明してくれます。そうかこうやって言えばわかりやすいのか、といつも勉強になります。

そんなこんなで毎日朝から仕事でキブツの人たちと英語でコミュニケーションをとり、仕事後は他のボランティアと世間話しをするという英語オンリーの毎日をキブツではおくります。


それにご褒美に2週間に1回、リーダーが映画館に連れて行ってくれるのですがそれも英語音声のヘブライ語字幕で見ます。

実際フランス人のMaximは最初英語が全然喋れず会話があべこべになっていたのですが、毎日仕事中、仕事終わりに、また部屋の中でルームメイトのBenと英語を話し、最終的にここを去る時には問題なく英語でコミュニケーションをとれるレベルにまでなりました。

もちろん部屋で勉強していたそうですが2ヶ月で驚くほど伸びたとみんなが褒めています。

週に6日働き、あまり自由に動くことができないキブツのタフな生活ですが、たしかに日本では得られない状況で英語を学べる場所です。それにみんなの国のグローバルな話題も聞けます。

(キブツによってはラテン系の人が多かったりして英語を話す機会が少ないところがあるそうなので、必ずキブツに送られる前に英語環境の所に送ってもらうようオフィスにお願いする必要があります。)

来週から他のキブツに移ることになったのでそこでの英語環境も見てみたいと思います。

動画は夕方にみんなと話している時の様子です。

※この記事は2019年4月29日に書かれました。

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