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情緒的な受け答えができるClaude3に感動したので、介護や保育現場への利用を考えてみた

はじめに
前回、「身体があったら何がしたい?」という私の質問に対する、Claude3の答えがとても丁寧で人間的だったので、これは介護や保育の現場に役立つんじゃないか、と思いつきました。カメラと併用、それによる感情認識技術とあわせて考えたいと思います。


1.介護現場
「身体」、ロボット的なものに搭載できれば一番良いのですが、現状介護ロボットと言えるものはまだまだ実用化の途上にあります。ですがClaude3による「声かけ」なら可能ではないかと考えました。

身内が老人ホームに入っているので、入居前にかなり情報を集めましたし、見学もして回りましたが、介護現場は常に人手不足です。勿論、ベッドや、ベッド脇のマットに起き上がりに反応するセンサーが付いていて、その場にいないスタッフさんに入居者さんが動いたことくらいは知らされるわけですが、ここにもうワンステップ、Claude3からの声かけをプラスするわけです。例えば、

入居者さん本人に向けては
「おはようございます、どこに行くんですか?」
とか、
「一緒にお喋りしましょう」
とか。そして、スタッフさんへは、センサーによるお知らせより詳細な現状を伝えることができる。ベッドや個室のドアにカメラと共に設置すれば、入居者さんの動きをある程度コントロールして、かつスタッフさんにはより詳細な情報を届けることができるでしょう。

更にClaude3の学習能力によって、自然に個々の入居者さんとの会話がカスタマイズされていくメリットもあると思います。それによって、スタッフさんがいない場での介護のレベルは格段に上がるでしょう。

2.保育現場
次に、やはり人手不足が言われる保育現場への導入について考えます。こちらは小さいお子さんの対応が出来そうなロボットが何種類か思い当たります。それらにClaude3と見守りカメラを連携させて、例えば教室内にいる間の遊び相手として活用、保育士さんの目の届かないところに移動しそうなら、呼びかけしつつ、保育士さんへの連絡もする。こうすることで、保育士さんの負担とお子さんのリスクを下げることができると思います。

また、保育の現場でも介護と同じくClaude3の学習能力によるレベルアップがのぞめそうです。カメラと併用することで、今相手にしているお子さんの個性に合わせて、声かけや好みの遊びのバリエーションが増えることで、よりお子さんの興味を惹く対応ができるようになるでしょう。

まとめ
今後日本は就労人口が減っていきます。介護の現場も保育の現場も益々人手不足になるでしょう。ロボットによるサポートの流れは必要不可欠です。ロボットの更なる開発、レベルアップと共に、人間に寄り添うClaude3のような生成AIの更なるレベルアップ、それによる相手の感情に寄り添ったきめ細やかなケアに期待したいと思います。


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