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これからスポーツに出会いその魅力に引き込まれていく貴方に送る言葉。

体験が経験に変わっていく過程で、じっくり時間を掛け、そして深く学ぶと表面的な技術やひとことで表せる具体的な言葉よりも少し抽象的な言葉だけど本質的な言葉に出会えます。

私はこれまでの人生でサッカーに時間を費やしてきました。
楽しく、悲しく、嬉しく、辛い経験も全て込みの充実した時間でした。

プロになるには充分な時間だったかもしれません。
正しい努力や挑戦を繰り返し、自立した人間になるために贅沢すぎる環境と時間だったかもしれません。
サッカーを通じて社会に出ても通用する能力を身につけるにも充分な時間でした。

人生100年時代と言われる現代で、今までの人生の約4分の1の時間をサッカーに費やしました。

費やした時間に対して100%の力全てをサッカーに注ぎ込むことができれば私は今全く違う景色を見ながら、多くの人に応援される選手になれていたかもしれません。

私にはその覚悟と責任と使命感も持つ勇気が足りませんでした。
自立するのに最も需要な三つの要素です。

それでも私はサッカーが大好きです。

そんな私が気づいた教育の観点でサッカーの役割を書きます。

「感謝される人」、「応援される人」を育てるのがサッカー、いや、スポーツの役割だと気づきました。

サッカーをやめた今だからわかります。
学生から社会人の立場になっても本質的にはそれほど変わりませんでした。
結果を出す人や必要とされる人には共通していることがあります。

これからサッカーに夢中になる少年へ贈る言葉です。
みんなから「応援される人」「感謝される人」になってくださいね。

具体的にどんな人が応援されるのか、感謝されるのか、それぞれで見つけて欲しいです。

私もまだまだ迷いながら見つけて行こうと思います。

サッカーに感謝できる大人になれたのは今までで出会った環境と人のおかげです。
感謝される人は、自分の感謝の気持ちを素直に伝えることができる人かもしれませんね。

応援される人は応援することも惜しまない人かもしれませんね。

今日も1日頑張っていきましょう。

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