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私の好奇心の本質を探ってみた。

私が今まで生きてきた24年間を、”好奇心”の観点で振り返ってみます。
別に壮絶な人生を送ってきたわけでも、特別感情を大きく揺さぶるような出来事ばかりを体験してきたのかと言うと決してそうではありません。

そんな24年間ですが、幾度となく決断する場面には、巡り合ってきました。

私が何かを決断して、実行するときに大切にしている観点がいくつかあります。今回は、「好奇心」に観点を絞って自分自身を深掘りしていきます。

最初に行うのは、”好奇心”の定義を明らかにしていくことです。
これが基準になるからです。端的にまとめるなら、

物事を探求しようとする根源的な心。

生まれながらにして人に備わっている感情の一つということは、私たちが日常生活を送る上で、必要不可欠な感情の一つであることは間違いないことだと思います。小さい時に大人に何度も質問するような知的好奇心もその一つの例だと思います。

私も好奇心を持っています。
好奇心が行動動機になることが多いです。
振り返ってみると好奇心にもいくつかの種類があることに気づきました。

私の大学3年生の時の夏休みの話をします。

端的にまとめると私は部活を1ヶ月間休部する形をとって一人で海外に行きました。それだけ聞くとただ、単純に好奇心で行動する人と判断できますが、正式に言うと、私は、自分の将来が怖くなったのです。

大学3年生になった途端、一つ上の学年の仲よかった先輩が急に就職活動を始めました。私は、子供の時から自分の将来に対するなんとなくの、ビジョンを持って生きていたと思っていました。

しかし、いざ現実を突きつけられた瞬間に自分の将来に対する考え方の視点の浅さや、今までの経験でどのように社会人として勝負していけばいいのか一気にわからなくなりました。

いま振り返ると思うように言語化する能力が低かったのだと思います。

怖くなって、どうにか現状を改善したいと思って、色々方法を探しました。
その中で、一人で海外に行くと自分はどうなるのかを、予想することが一番難しいと思いました。それを知りたいと思う好奇心で行くことを決めました。
初めての挑戦と、一人で何かする力が必要だと思ったのも理由の一つです。

現地に着くと、海外行くことの決め手になった「滑落感からくる好奇心」ではなく、単純に全てが初めてで、もっと探究してみたくなったり、自分の感情がどう動いて、それによってどう行動するのかをもっと認知したくなりました。

色々な邪念を取り払い、シンプルに「心が掻き立てられている好奇心」で幸福度が上がっていることに気づきました。

自分がマイナスと思っていることの、埋め合わせの為に、好奇心に従って行動している時より、今の自分を認めて、単純に今この瞬間を求めるために好奇心に従って行動している時の方が、客観的にみて、行動パワーと自責感が強くなっていることに気づきました。

後ろを振り向かない、前見すぎない、ただ今この瞬間を精一杯生きている感覚になりました。その時って自然と無駄なことを最低限まで削ぎ落として、研ぎ澄まされていく様が自分が一番いい状態ということに気づいたのです。

「ネガティブな要素からくる好奇心」は、好奇心が行動動機になってその先に得ることができる結果が見えやすいという、良い面もあります。

逆に、「心が掻き立てられる好奇心」は、好奇心が行動動機になってその先に得ることができる結果は比較的結果が見えにくいです。

何なら、結果が見えにくいことが、好奇心につながっているのではないでしょうか。結果までの過程が好奇心を刺激して、それが心地よい。

好奇心が手段になっているのか、それ自体が目的になっているのかを見極め、一番好きな好奇心の形を求めて生きていこうと思います。

結果的にその瞬間が自分にとってベストパフォーマンスが発揮できている状態です。

自己認知を深めることって、自分の人生にい良い影響を及ぼす事ばかりだと思います。

是非みんなも、好奇心の観点で自分の人生を一度振り返ってみてください。


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