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留学するときのGPAの秘密

おはようございます。

今日はGPA(大学の成績評価)の秘密と題して、留学する際の注意点を説明したいと思います。

GPAを英語版に翻訳する

GPA (Grade Point Average) とは、0から4までで評価される成績評価で4.0が最大です。多くの場合、A=4、B=3、C=2、D=1、F=0 のような感じだと思います。これって日本の評価法だということに注意してください。留学先の大学・大学院にアプライする場合、成績を英語版に翻訳して提出しなくてはなりません。

アメリカでは、D評価が存在していません。つまり、日本ではBだった評価はAに、CであればBに、DであればCに、と変化する可能性があるわけです。要するに多くの学生は日本版のGPAよりも数値が上昇する可能性があります。

日本の大学は知られてない

重要なことがもう一つあります。海外の留学先の大学が日本の大学のランクを知らない(考慮しない)ということです。例えば日本の大学を卒業して、海外の大学院に入学するケースを考えてみます。

東大を卒業しようが、名前の知れていない大学を卒業しようが、留学を受けつける大学が見るのは成績のみ。当然、キャリア全体で考えると、どこの大学を卒業するかは大事かもしれません。しかし、大学のレベルが高くいい成績を取れなかった場合、進学できる大学院の幅は狭まります。

僕が留学先の大学院を探しているときに同じ状況を経験しました。僕が志望していた大学院が求める成績が高く、願書を提出するときの僕の成績では条件を満たしていませんでした。留学の斡旋業者の方には「日本で通っていた大学が、もう少し成績の取りやすい学校だったら...」と言われました。

カルチャーショックですが、これが事実です。

現在高校生で海外の大学院を目指している方は、「最終キャリアだけを考えて、大学のレベルは落とす」なんて方法もあるのかなと思います。

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