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花相の読書紀行№.122『犬なら普通のこと』

ハードボイルドを楽しもう!

【犬なら普通のこと】/矢作俊彦+司城志朗
<あらすじ>
矢作・司城ゴールデンコンビ、25年ぶりの新作にして最高傑作。
人を殺すのは疲れる。
犬のような人生を変えるためでも…。
行き詰まったヤクザ者たちが2億円を賭けて沖縄を這い回る。
 
暑熱の沖縄。ドブを這い回る犬のような人生。もう沢山だー。
ヤクザのヨシミは、組で現金約2億円の大取引があると知り、強奪計画を練る。金を奪ってこの島を出てやるのだ。だが襲撃の夜、ヨシミの放った弾は思いがけない人物の胸を貫く。それは、そこにいるはずのない組長だった。
犯人探しと後釜争いに組は騒然とし、警察や米軍までが入り乱れる。次々と起こる不測の事態をヨシミは乗り切れるのか?
血と暴力の犯罪寓話。

★感想
沖縄を舞台にした極道モン同士の抗争小説と思ったら、ミステリーの要素も含んで、裏切りと画策の中で迎えたラスト・・・。
ホホー、そう持ってちゃうんだーってね。(^^)

極道、米軍、刑事などなどてんこ盛りの娯楽小説。
こういう小説読むのは頭安めには良いかも。
ドンパチ好きな方には、おススメです。(^o^)/♪


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