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花相の読書紀行№.67『おやすみラフマニノフ』
岬洋介シリーズ、第2作
【おやすみラフマニノフ】/中山七里
<あらすじ>
俳優の妻夫木聡さんも絶賛した15万部突破 『さよならドビュッシー』の続編です! 秋の演奏会を控え、第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に励む。しかし完全密室で保管される、時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれた。彼らの身にも不可解な事件が次々と起こり……。ラフマニノフの名曲とともに明かされる驚愕の真実! 美しい音楽描写と緻密なトリックが奇跡的に融合した人気の音楽ミステリー。
★感想
「さよならドビュッシー」の続編、今回は音大が舞台となって、前回コンクールで争った下諏訪美鈴さんも登場します。
そして憧れの岬洋介さんは、今回もカッコイいい。
このシリーズの見せ所と言えば、演奏の場面。
まるで演奏の音を聴いているような錯覚に陥ります。それだけでも感動してしまう単純な私です。
このシリーズ読むとクラシックに馴染みのない方でも、“ラフマニノフ”が聴きたくなります。
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