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ローヌ地方へ妄想ワイン旅行

こんにちは。全世界12ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です!

気軽に旅することのできない時期からお送りしている【妄想ワイン旅行シリーズ】

本日はフランスの【ローヌ地方】です!

ローヌ地方 Rhôneはフランスの南東部にある、フランス4大河川のひとつで、2番目に長い大河「ローヌ川」沿いにある地域です。

北から南に約250キロ連なる細長~いワイン産地で「ローヌ渓谷地方」Côtes du Rhôneとも呼ばれます。

シャンパーニュ、ボルドー、ブルゴーニュに比べると一般的にはあまり知られてないかもしれませんが、ワイン好きの方にはよく見かけたり飲む地方のワインですよね。

実はAOC(原産地呼称)ワインの生産量がボルドーに次いでフランス2位!

アルコール度数や味わいもしっかりした力強い赤が多いイメージですが、白やロゼ、甘口まで生産され、デイリーでお手頃価格のものから伝統的な銘柄の高級ワインまで実に多様に生産される魅力的な地域です。

北部ローヌと南部ローヌで気候や土壌、そして主要品種(生産可能色、味わい)などが変わり、ローヌ川の右岸か左岸かなど、ソムリエやワインエキスパートを受験する方にとって地図問題も含め暗記箇所が多いですね(涙)


ローヌ地方のワインに合わせるとなると、赤ワインの産地のイメージがあるのでお肉料理を選ぶ人が多いと思いますが、今日はローヌ地方を代表する「山羊(シェーブル)チーズ」をご紹介します!

コンドリューというワイン産地でもお馴染みの「リゴット・ド・コンドリュー Rigotte de Condrieu」


ピリッ=ピカン、甘い=ドゥという意味のピコドン Picodon

実はチーズには旬や季節による味わいの違いがあります。

山羊は春に出産するため、毎年春から初夏が山羊チーズの旬なんです!

今の時期のフレッシュなタイプでしたらすっきりとした白ワインやロゼワインに合わせて、ハーブやサラダなどで。

熟成して風味が豊かになったものには甘口ワインや赤ワインと。

山羊のチーズはクセがありますが、小ぶりでかわいいサイズなのでぜひお家でもカジュアルに試してみてくださいね!


アルコトレードのローヌ地方のワインをご紹介します!

Maison Arnoux et Fils メゾン・アルヌー & フィス

1717年 設立
面積:40ha以上
生産量:20000hl
アルヌー家の祖先ピエール・ボビスが貴族から畑を譲り受けて以来、300年以上続く歴史を持つワイナリー。土壌は粘土質、そして特徴的な丸い小石です。石は日中に熱を蓄えて放出するため、ブドウを完熟させ、タンニンと芳醇なアロマを得ることができます。この恵まれた土地を永続させることを大切にしています。

Gigondas Nobles Terrasses Vieux Clocher
ジゴンダス ノーブル・テラス ヴュー・クロシェ

アルコール 14.5%
フルボディ
グルナッシュ 65%、シラー 20%、ムールヴェードル 15%

一部除梗し18日間発酵させる伝統的手法。
熟成:地下セラーのオーク樽で6-12ヶ月間。

色調は深い紫色がかったレッド。複雑な赤い果実の香り。なめらかなタンニンが広がり芳醇で、フィネスに溢れる口当たり。力強く奥行きのあるしっかりとした骨格で、余韻も長く続く。若いうちは閉じていた熟した果実のコンポートのような香りが、数年間熟成することで木樽の香りやスパイス香と調和し、ふくよかで複雑なワインとなる。非常に収量を抑えて造られ、価値ある一品。

マリアージュ ジビエ、赤肉料理、内臓料理、煮込み料理、ブルーチーズ


Côtes du Rhône Rouge Vieux Clocher
コート・デュ・ローヌ・ルージュ ヴュー・クロシェ

アルコール 13%
ミディアムボディ
グルナッシュ 75%、シラー 15%、カリニャン 10%

土壌:粘土質石灰岩、河沿岸の小石
収量:40hl/ha
醸造法:伝統手法

色調は美しいルビーレッド。赤い実の果実の香りと共に、森に自生するブラックベリーなどの果実を思わせる心地よい香り。ベリーの風味が広がり、芳醇でバランスが取れ、豊満で非常に丸みのある印象。余韻にほんのりスパイスを思わせる。様々なシチュエーションで楽しめるワイン。

マリアージュ シャルキュトリー、生野菜、鳥肉・赤身肉・白身肉のグリルや ローストなど肉料理全般、ラタトゥイユ、チーズ



Les Capitels レ・カピテル

1980年 設立
面積:30ha
ローヌ南端、年間平均雨量は300~350mmと少ない、ブドウの生育に最適な場所に畑があります。常に環境保護重視のブドウ栽培を行っており、有機農法を導入後、ビオディナミを開始、2010年にはデメター認証を取得しました。テロワールそのままを瓶に詰めるようなワイン造りを目指しています。

Les Capitels, Côtes du Rhône Blanc AOC
レ カピテル、コートデュローヌ ブラン AOC

アルコール 14%
辛口
グルナッシュ ブラン、クレレット、ヴィオニエ

醸造方法 果皮をつけたまま2~3時間のマセラシオンの後、フリーランジュースのみ発酵。果汁は48時間10~12℃に冷ましてから発酵タンクに移し、数週間かけて行う。マロラクティック発酵はせず、かなり短期間で熟成。ヴィンテージによるが、ワインのみずみずしい果実味を引き出すよう瓶詰めは春に行う。

白桃やアプリコットなど夏の果物のアロマがあり、風味ある辛口ワインで長い余韻が楽しめる。

マリアージュ サラダ、 白身魚、刺身、カルパッチョ、和食、うなぎの白焼 き、白身肉、フレッシュチーズ


Les Capitels Blanc, Barrel Aged レ カピテル ブラン、バレル エイジド
アルコール 14%
辛口
クレレット 100%

醸造方法 ゆっくりと圧搾後、72時間の冷温デブルヴァージュを行い、7~9個 のオーク樽で数週間発酵。マロラクティック発酵は行わない。発酵終了時に粗大な澱を除き、細かい澱と共にシュール・リーで12ヶ月間熟成。熟成初期にワインと澱を撹拌する作業を行う。

花の香りとスパイス香を感じる辛口ワイン。まるみがあり、ピンと張りつめた非常にすばらしいミネラル感とコクのある味わいで、広がりのある余韻を残す。ビオディナミ農法で作られ、年間100ケースの少量生産。

マリアージュ コンソメスープ、白身肉、魚料理、シーフードサラダ、ハード チーズ


Les Capitels, Côtes du Rhône Rouge AOC
レ・カピテル コート・デュ・ローヌ・ルージュ AOC

アルコール 14.2%
フルボディ
グルナッシュ、シラー、サンソー、カリニャン

醸造方法 収穫時と発酵前に選果。
発酵:温度制御付きのタンクで10日間。その後フリーランジュースとプレスジュースをブレンド。

すばらしい果実香があり、はつらつとした印象。最後までなめらかに溶け込んだシルクのように素晴らしいタンニンと、いきいきとして力強いフルーティな味わいが広がる。

マリアージュ 鴨肉のロースト、ラタトゥイユ、トマト系パスタ、ピザ、赤身肉


Les Capitels, Massif d’Uchaux Tradition AOC
レ カピテル、マシッフ デュショー トラディシオン AOC
アルコール 14.7%
フルボディ
品種 グルナッシュ、シラー、 ムールヴェードル

醸造方法 重力に任せて人工的な操作はせず、低温マセラシオンをしないで直ちに行う。その年のヴィンテージ次第で、よりよい抽出のためピジャージュを一日数回行うこともある。後発酵の工程では毎日タンクからのテイスティングを6-7 日間実施。タンクで熟成させ、秋に瓶詰め。

色調はきれいな濃いレッド。瑞々しい小さな赤い実の果実香が次第に感じられ、複雑性がある。ボリューム豊かで力強い味わいで、カシスやブラックベリー、ほんのりスパイスやレーズンを思わせる風味。

マリアージュ鴨肉のロースト、ラタトゥイユ



Domaine Saint Vincent ドメーヌ・サン・ヴァンサン

1920年 設立
面積:60ha
生産量:1200hl
ニヨンのサン・セザール修道院が所有していた、ワイン生産者の守護神「サン・ヴァンサン」のための礼拝堂があった場所に設立された由緒あるドメーヌ。現在はAOCヴァンソーブルを代表する生産者として、この地のワインのさらなる品質や地位向上にも尽力しています。

Vinsobres
ヴァンソーブル

アルコール 16%
フルボディ
品種 グルナッシュ50%,シラー 50%

醸造方法 除梗。コンクリート製タンクを使用し、毎日ルモン タージュを行う。平均発酵期間は3週間。最高のキュ ヴェをブレンド後、長期間の熟成。
マリアージュ 赤身肉料理、ジビエ、トリュフ、マッシュルーム

色調はきれいな濃いレッド。瑞々しい小さな赤い実の果実香が次第に感じられ、複雑性がある。ボリューム豊かで力強い味わいで、カシスやブラックベリー、ほんのりスパイスやレーズンを思わせる風味。

マリアージュ 鴨肉のロースト、ラタトゥイユ



Meyblum & Fils メイブルム & フィス

1862年 設立
家族代々150年以上に渡り伝統を引き継ぐアルザス出身のメイブルム一家は、フランスの主要AOCやスペイン産ワインの他、スピリッツなどのアルコール飲料の生産と販売を行っています。ワイン輸出に特化したマーケティング会社や自社ブランド専用の生産ラインを備えた物流センターも設立。最新技術を取り入れることだけでなく、土壌の選択や栽培、醸造まで生産者との連携もしっかり行うことで、高品質を守っています。

Châteauneuf du Pape Tradition AOP
シャトーヌフ・デュ・パプ トラディシオン AOP

アルコール 13.5%
フルボディ
品種 グルナッシュ 90%、ムールヴェードル 5%、シラー 5%

醸造方法 除梗。20日間の発酵。ルモンタージュ。澱引きを連日行う。温度設定:28℃。熟成:タンクで10-12ヶ月間。

色調は深い色合いのレッド。赤い実や黒い実の果実のアロマと共に、スパイスの香りを感じさせる複雑さがある。非常にバランス良く、タンニンは上品でシルクのようになめらかな味わい。

マリアージュ カスレ、ビーフや鴨のロースト、ジビエ、レバーソテー、すき 焼き、牛肉の赤ワイン煮込み、ブルーチーズ(ロックフォー ルなど)



実はこのローヌ河ですが、スイスのアルプス山脈のローヌ氷河から西に流れ、レマン湖を経由してフランスへ入り、美食の都リヨンでカクンとカーブして南下しローヌ地方から地中海まで流れていきます。

ヨーロッパって繋がってるんだなと地図を見ながらニヤニヤ!

ヨーロッパ旅行する気分でワインも勉強したら楽しいですよ!


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今夜もアルコトレードのワインに「乾杯!!🍾」

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