ツヴァイゲルト
こんにちは。全世界13ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です！
ただ今定期的に【ブドウ品種】をテーマにご紹介しています！
本日の品種は【ツヴァイゲルト（Zweigelt）】
オーストリア原産の黒ブドウで、1922年にフリッツ・ツヴァイゲルト博士により「ブラウフレンキッシュ (Blaufränkisch) 」ｘ 「サン・ローラン (St. Laurent)」の交配で生まれました。
別名「ツヴァイゲルトレーベ(Zweigeltrebe)」「ブラウアー・ツヴァイゲルト(Blauer Zweigelt)」「ロートブルガー(Rotburger)」とも呼ばれています。
比較的寒冷な地域でも栽培可能なため、カナダやハンガリーやチェコ、スロバキア、ベルギーやポーランド、
そして日本では北海道や岩手県の主要な赤ワイン品種となっています。
やはりなんと言っても原産地のオーストリア！
カルヌントゥムとノイジードラーゼー周辺で最も広く栽培されています。
中でも最大の高品質ワイン生産地のニーダーエスターライヒ州のウィーン南東部近郊にある【カルヌントゥム（Carnuntum）】
ウィーンからの日帰り観光客のあいだで、古代ローマ時代の文化遺跡やワイナリー巡りなど人気な地域です！
ブドウ畑はウィーンの東からオーストリアとスロヴァキアの国境まで広がっています。
レスや砂質土壌で、ドナウ川南部に連なる3つの丘に跨り、白ワインで有名なオーストリアの中でも、ツヴァイゲルトやブラウフレンキッシュなど赤ワインの品種に適している地域です。
ツヴァイゲルトのワインは、やや濃いめの紫がかった赤の色調、
ベリーなどの黒い果実、スパイスやほのかな土の風味、
心地よいタンニンや果実味があり、
フレッシュで飲みやすいものから、他の品種とのブレンド、木樽の使用、熟成させて凝縮したものまで実は多様です！
本日はカルヌントゥムのワイナリーのツヴァイゲルト100％とブレンドの2本をご紹介いたします！
Markowitsch マルコヴィッチ
1955年 設立。ゲルハルト・マルコヴィッチが代表を務める家族ワイナリー。カルヌントゥムのテロワールや品種それぞれの個性を純粋に表現するべく、現代的な醸造施設を建設や栽培の研究を行い、品質を年々向上させています。この地域全体に貢献することを重視しているため、リーディングカンパニーとしても位置づけられおり、国際的にも高い評価を得ています。
Mozart Zweigelt Klassisch
モーツァルト、ツヴァイゲルト クラシック
アルコール 12.5%
ミディアム
ツヴァイゲルト 100%
醸造方法 熟成：オーク樽
色調は赤煉瓦のような深いガーネット。ベリーの果実香が幾重にも広がる。オーク樽での熟成によりタンニンはまろやかで、見事に凝縮した品格ある風味。揺るぎない自信とさりげない均整の取れたワインで、力強い中にもエレガントな気配を感じる。
マリアージュ 焼き鳥、レバー、じゃがいも料理、クスクス、魚の照り焼き、 シャルキュトリー、ハンバーガー、パストラミ、ハム、豚肉、 チーズ、ヴィーナー・シュニッツェル等肉料理
Deuxieme Weingut Markowitsch
ドゥジェーム ヴァイングート マルコヴィッチ
アルコール 13%
フルボディ
ツヴァイゲルト50%、カベルネ ソーヴィニヨン50%
醸造方法 熟成：バリック-1/3、オークの大樽-2/3
色調は濃いガーネット。チェリーとプラムの濃縮した果実香と、チョコレートやスパイスの香り。ふくらみのある、滑らかなタンニンのしっかりとした骨格で、素晴らしいコクとビロードのような口当たり。バランスがよく、フルーティーな印象を残す。
マリアージュ 辛味のあるパスタ料理、シチュー、牛肉、鴨、ガチョウ料 理、熟したチーズ、ヴィーナー・シュニッツェル等肉料理
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今夜もアルコトレードのワインに「乾杯！！🍾」
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