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シュール・リー???

こんにちは。全世界12ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です!


今日ご紹介する[ちょっと気になるワイン]

Domaine Clos du Chêne, Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie
ドメーヌ クロ ドゥ シェーヌ、ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュールリー

名前長っ!と思いますが分解して考えましょう!


「シュール・リー」とは製法を表す言葉

「シュール・リー Sur Lie」とは発酵後すぐに澱引きをせず、ワインを澱と共に数ヵ月熟成させることで
シュール(Sur)=上
リー(Lie)=「澱」
フランス語で「澱の上」という意味となります。

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「ミュスカデ」は白ワインブドウ品種で、フランス・ロワール渓谷の「ペイ・ナンテ地区」のミュスカデを使用したAOCワインのひとつが「ミュスカデ セーヴル エ メーヌ Muscadet Sèvre et Maine」です。

「Sur Lie」を表記する際の規定は厳しく、アルコール発酵後に樽やタンクにて澱と共に冬の間寝かせて年を越した後に、翌年の3月1日まで熟成するなどがあります。

日本を代表する甲州ワインにもよく用いられますし、
シャンパーニュも瓶内二次発酵の工程で、酵母が糖分を食べ→分解し→炭酸ガスとアルコールを生成した後に→澱と共に長期熟成し→澱を瓶口に集める「動瓶」の際にも行いますね。

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酵母は自己消化によりアミノ酸などの旨味成分に変化し、酵母由来の風味や旨みを溶け込ませます。

澱由来の複雑味、イーストのようなニュアンス、深いコクと旨味を引き出し、味わいに凝縮感やヴォリューム、時にほのかな発泡感を感じさせるようなフレッシュさを保つことができます。

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海に近いところで造られるため「海のワイン」とも呼ばれ、軽やかでスッキリ、フレッシュ感と酸味が魚介類との相性に優れ、得に牡蠣やハマグリなどとの合わせるのも人気があります。

旨味成分も豊かなので出汁をきかせた和食など、あっさりとした料理にもおすすめです。


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Domaine Bid'gi ドメーヌ・ビギ

1909年 設立
面積:35ha
生産量:1800hl

100年以上に渡りナント近郊の畑を家族代々続いていたワイナリーを、1984年に現オーナーのダニエル&マリー・ベアトリス・ジロー夫妻が引き継ぎ、現在に至ります。自然環境に配慮した栽培・醸造を理念とし、ブドウや土壌の個性を大切にした高品質ワイン造りを目指すテッラ・ヴィティスの認証も取得しています。ワインはこの地域の特徴でもある澱とともに冬の間寝かせる「シュール・リー」の方法で造られています。

Domaine Clos du Chêne, Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie
ドメーヌ クロ ドゥ シェーヌ、ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュールリー

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アルコール 12%
辛口
ムロン ド ブルゴーニュ 100%(ミュスカデ)
醸造方法 セーブルの丘陵斜面にある南向きのぶどう畑。角閃岩 の土壌。テラ ヴィティスに加盟し、環境に配慮した 自然な農業を理念としたワイン造りを行う。独立保証 機関の管理により、工程随所でトレーサビリティーを 導入し、効率よく素晴らしい品質を生み出している。 優しく破砕。2週間の静置安定化と発酵。冬の間 シュール・リー。翌年春に瓶詰め

レモンを思わせるような香りと花の香り。素晴らしくフルーティで、やや気泡があり、ヨードの風味と共にこのワインにエレガンスさをもたらしている。ストラクチャーも見事で、果実味豊かなフィニッシュは満足感のある味わい。
マリアージュ シーフード、生牡蠣、ムール貝のワイン蒸し、焼き魚や紙包 み焼き


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