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私がこのアルコール依存症のnoteを始める理由(わけ)

はじめまして!

回復までに10年以上の月日がかかってしまった、元アルコール依存症のMasaです。現在60歳で26歳になる娘がおります。

私たちが経験してきたアルコール依存症の地獄を知って頂き、

・どうやったら、アルコール依存症にならずに、楽しくお酒を飲み続けることができるのか?
・またすでにあなたやご家族がアルコール依存症なのではないか?という不安をお持ちの方にも

お役に立つ情報をお伝えしてまいります。

なぜ私はこのnoteを始めるのか?

私は重度のアルコール依存症で10年間かかってやっと回復したから

私は約10年以上前にアルコール依存症と診断されました。それ以降、首都圏の有名なアルコール依存症の専門機関(久里浜医療センター、神奈川県立精神医療センターなど )の多くの医療施設にお世話になることになります。

再飲酒と入退院を繰り返しながら、ようやく、このような文章が書けるまでに回復しました。救急搬送も数十回にのぼります。仕事も家も失いました。

「なんでこんな病気があるのか?」と神様を恨みたくなる心境です。かつて、私も「アル中なんて、意志の弱い飲んだくれがなるもの。」というような理解しかありませんでした。

まさか、自分がアルコール依存症にかかるとはつゆとも思わず、まるで他人事でした。

コロナ禍でアルコール依存症患者が一気に増加しました

コロナ禍が始まり、外での飲酒は減ったものの、いわいる、「家飲み」が増加しました。また、在宅勤務が増え、在宅勤務が当たり前になったためです。

「ネット会議だからばれないだろう」といった考えで、朝や昼からお酒を飲む人が急増したのです。

その結果、どうなったかというと、アルコール依存症の相談が急に増えだしました。

「私はアルコール依存症でしょうか?」という本人からのご相談であったり、

「どうも夫のお酒の飲み方に問題がありそうなのですが」というご家族からのご相談が一気に増えたのです。

コロナ禍になる以前から、アルコール依存症の問題はあったのですが、コロナ禍、在宅勤務が増えてからの、相談数は異常なまでに増加しました。

コロナ禍が5類に変更された後には、もとから、出社を望んでいた経営者は喜んで、在宅勤務から出社へ切り替えました。そこで、アルコール依存症に関して、何の知識もない、患者が大変な事態になるのです。

多くのアルコール依存症は離脱症状(禁断症状)が発生します。在宅勤務から仕事場へ作業場所が変わるのですが、そこで、離脱症状(禁断症状)が発生し、自分が以前のような状態では仕事ができないことに気が付くわけです。

あなたがアルコール依存症にならないように


アルコール依存症はお酒を飲む人であれば、誰もがかかる病気
です。女性とお年寄り、若い人は特になりやすいので、注意が必要です。女性の方は「そんなのずるいじゃないか!」と思われるかも知れませんが、女性は肝臓が小さい分、アルコール依存症にかかりやすいのです。

「キッチンドランカー」という言葉あるように、主婦であれば、人目をはばかることなく、時間も気にせずにアルコールを口にすることができるので、それだけリスクも高くなるのです。

アルコール依存症は花粉症と同じように一度発症したら、完治はしないのです。私もできれば、この病気になる前に「アルコール依存症の知識」が欲しかったのです。「アルコール依存症予備軍」の間に対処の方法さえ理解してしまえば、問題ないのです。

「ギリギリセーフ」でもいいのです。私は10年以上に渡り、苦しんできたこの病気になる人が一人でも増えないようにこのnoteを始めます。

Masa

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