オノユキエ

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最近の記事

「次は自分で来よう」と思ったまま≡タイ

この暑い日差しの中、何度か自転車通勤をした。とくに坂道を下っているとその先に海がありそうな、東南アジアの匂いがする時があるので日本はすでに亜熱帯なんだと思う。 冷たいうどんや蕎麦も美味しいけど、辛いものを欲するようになりタイ料理やスパイスカレーをえらぶ率が上がったのもそういうことなのでは? △ガパオライス作るのはわりと得意な方だよ。 タイに行ったのはもう20年前。地元が田舎だったからかな。少なくともうちの家庭では出てきたことないし、両親にタイ料理という選択肢がないので外

    • 自称ガイドと巡る水上集落”カンポン・アイール”≡ブルネイ

      マレーシアのボルネオ島に行く際、その島の端にブルネイという小さな国があることを知った。ボルネオ島の"ここ"らへん。 ”永遠に平和な国”では、街を歩いていると「where come from?」「ようこそブルネイに、楽しんでね!」「困ってない?」「どこに行くの?行くなら案内するよ」と本当にただ親切で案内してくれるだけの人々に出会う。 このレストランも道端で困ってるのか?と声をかけられて、美味しいレストラン探してるといって案内してもらった。この案内してくれた彼はツアーコンダク

      • ラブアン島でアザーンを聴きながら歩く夜がとてもよかった≡マレーシア

        ブルネイからマレーシアのコタキナバルへ船で行くには、ラブアン島を経由する必要があった。当日中に到着したい気持ちもあったけれど、ラブアン島に渡ったときコタキナバル行きの船はもう終わっていた。船で国境を越えてみたいがためのルートだったんだけどね。失敗した。 ガイドブックにラブアン島はページ半分くらいの紹介で、ホテルもレストラン情報もなく、フェリー降場でWi-Fiがつながらなかったときは少し焦った。 △ホテルエリア 密集 通りにでたところでネットカフェを見つけられたので、そこ

        • リキシャワラーのギャランティ稼ぎのために高級土産店を巡ることになった≡インド

          これはアグラーというタージマハルのある街で覚えたただのインドでの暇つぶしである。 アグラーには午後2時ごろ到着した。タージマハル観光は翌日にするとして、ルーフトップレストランでなんだかハリボテのように見えるタージマハルを眺めながら遅めのランチを食べた。もちろんカレー。 散歩をしに外に出るとリキシャワラー(サイクルリキシャの運転手)に声をかけられ立ち止ると、いつの間にか数人のリキシャワラーに囲まれていた。どうやらこの時間はバザール以外なんもないらしい。嘘かもしれないけど。

          想い出のレシピ本を開いた、作った

          2019年の初秋に恋人が亡くなってからのこと。心に積もり積もっているけれどなかなか話せる場所を上手につくれなかったのでnoteをはじめてみようかな。できるようになった話から。 以前のように純粋に楽しめるわけではないけど、料理ができるようになってきた。ただ彼に買ってもらったカレーのレシピ本は亡くなったあと開けないままだった。「これ見て作るたびこの日を思い出すでしょ!」と買ってくれたものだったから...確かに思い出すけど、こういうことじゃないだろうと。 手料理を出す機会はあっ

          想い出のレシピ本を開いた、作った