見出し画像

ワークライフバランスそれ即ち生き方

仕事終わりに仕事仲間と飲んで、日付が変わる頃に帰宅する。やり甲斐のある仕事を完遂した後に飲む酒の味は格別でして。

子どもの頃からなりたかった職業に就けた自分にとって、何が1番楽しいって仕事してる時なんですよね。正確には、気の置けない仕事仲間と共に良い仕事ができた時、ですけど。

もちろん働き方は人それぞれなので、仕事はさっさと切り上げてプライベートを充実させるという生き方を選んでいる人もいるでしょう。それぞれが望む形のワークライフバランスというのがあって、みんな違ってみんな良い。でも、その理想型が近い人同士の方が、結局話が合うのではないかと、最近そんなことを思うのです。

仕事が生き甲斐」と言うと変な顔をされることも多く、ちょっと悲しい。趣味を仕事にするって楽しいことばかりじゃないけど、他のことを生業にしている自分は想像できなかったので、今の仕事ができていることが僕にとって人生最大のギフトだと思っている。

だから、就職したら次は結婚だねとかいう、世間一般でいう「幸せ」の概念を押し付けられることに昔から抵抗があって。
家庭に憧れはあったものの、自分は既にこの人生に満足していてハッピーなのに、あたかもその次のステージを目指すことが当然かのように話されても、全然ピンと来なかった。自分がゲイだからということも関係あるかもしれないけど、そうでなかったとしても、殊更に結婚や家庭を持つということに固執することは無かったのではないかと思う。何故なら、繰り返しになるが仕事をしている時が1番楽しいからだ。

スピッツの「花泥棒」という曲にこんな歌詞がある。

この花を渡せたら それが人生だ!

仕事であれ恋愛であれ何であれ、一生を捧げられる程のものに出会えたら、それは素晴らしく尊い。早くからそういったものを見つけられた自分は、ラッキーだったと思う。

時間は有限だ。立ち止まっていることすらもったいないと思える程、あまりにも早く時は過ぎ去ってしまう。
できることを、コツコツと。他人の物差しではなく自分の物差しで測ることを大切に、ワークとライフのバランスを探りながら生きていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?