あなたは、とどめを刺せていますか?
みなさんこんにちは、@alcinistです。
突然ですが、タイトルにある【とどめ】とは…
ちょっとショッキングなタイトルですが、
内容は「ちょっと残っているものを、そのままにしていませんか?」
という小話です。
これは私の職場で出来事です。
食堂に職員共用の冷蔵庫があります。
すると後輩のA君が突然、
『誰だよ!こういう事するの!!』と、
冷蔵庫の中身を眺めながら、独り言。
さらに、
『許せない』と。
??と思い、イスから立ち上がり近づいてみる。
[自分のモノには名前を書きましょう]というのが共用冷蔵庫のルールです。
そのルールを逆手に取り、
「このアイス誰のですか?名前書いてないので食べちゃいまーす」
なんて言葉を稀に聞きます。
近づきながら私は、A君…瞬時に私物のモノを誰かに食べられたのか。と思うわけです。
近づいてみると何か持っている。
A君が持っているのは、1.5Lのペットボトル(コカ・コーラ)
これは誰かが差し入れに持ってきてくれたコカ・コーラ。
「皆さんでどうぞ!」と頂いたモノで、
もちろん個人の名前は書いてありません。
どうしたの?とA君に聞くと、
A君は人差し指でペットボトルの底を指差しながら、
『これを見てください!めちゃくちゃちょっとしか残ってません!』
さらにA君は続けます。
『最後にコレを飲んだ人は、あとちょっとしか残ってないってのをわかってて冷蔵庫に戻しているんです。こんなのあと一口も無いわけですよ!そして次にコーラを飲もうとした人に片付けさせようとしているわけです。』
さらにさらにA君は続けます。
饒舌です。
『俺は思うんですよ。こういう事する人間は、最後の最後に、自分でとどめを刺さずに他人にまかせるずるい人間なんですよ!!』と。
そして『俺がとどめ刺します』と言いながら、
A君はキャップとラベルを外し、炭酸の抜けたコカ・コーラを捨て、
水道で中を洗ってリサイクルのごみ箱へ。
一仕事終えた顔をして去っていきました。
A君のとどめの言い回しにクスッとしながらも、納得しました。
今回は飲みかけのジュースでしたが、他の事にも言えるわけです。
ドレッシング、マヨネーズなど。
私は、
トイレットペーパーが使い切ったまま芯だけが残っているのが許せないです。悲しいことに職場で稀に遭遇します。
A君の言葉を肝に銘じて、日々を過ごしていければと思います。
最後に、
コカ・コーラを最後に飲んだのは決して私ではないことを申し添えます。
ではまた。
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