信用を得ていたと知る

今日は既存取引先の回収に同行した。
先方の担当の方が急に退社されたということで、今後、どうしたらよいか確認をしたかったためだ。
社長さん直々にご対応して頂き、いろいろないきさつを聞くことができた。

長くお取引して頂いているが、弊社のことをどのように評価されているのかは正直よく分かっていなかったが、自分たちなりに真面目に業務に取り組んでいるつもりではいるし、時折、ご提案などして採用して頂けることもある。とりあえずマイナスはないのだろうと思ってはいた。

しかしここのところ競合他社が営業にきているのではないかと感じることがあり、取って代わられやしないかと心配をしていた。

今日、社長さんと面談したとき、
「おたくとは長く付き合いたい。どちらかが損をするような関係ではいたくない。よその会社に変わる気はないので、競合からの提案はあったが断った」
と仰っていただいた。

非常にありがたいお言葉で胸が熱くなった。
我々の商売はなかなか差別化が難しいところがある。しかし、長年のお取引の中で、地道に信用を得ていたのだということに気が付いた。

決めたことを真面目にコツコツし続ける。
信用の基本はそれだなと思う。

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