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No goal, No home

マラソンは生き様

先日、人生2回目のフルマラソンに挑戦したことは別の記事でも書いた通りだ。
参加してみて思うのは、実に様々な人たちがいるということだ。

  1. ガチ系

  2. チーム系

  3. コスプレ系

  4. ボランティア系

  5. メッセージ系

  6. 高齢者系

上記は私の偏見でカテゴライズしたもので、悪気はない。
それぞれ解説したい。

1.ガチ系

日々鍛錬し、自己ベストを目指している人たちだ。体つきで分かる。マラソン無くして人生なし、といった感じだ。この領域の人たちは何か楽しそうだし、万能感を感じているようなフシがある。

2.チーム系

ランニングクラブやコミュニティの仲間、職場の有志で参加している人たち。私もこの一派だろうか。チーム名やテーマを記したシャツを揃いで着ているので仲間だということがすぐ分かる。

3.コスプレ系

アニメなどのキャラクターに扮した格好で走っている人たち。私のような初心者からすると、よくあんな格好で走り切れるなと感心してしまう。今回はマリオとルイージがいた。彼らも割と余裕を持って走っていることが多い。ベテランなのだろう。

4.ボランティア系

今回はコース上のゴミを拾いながら走っている人たちがいた。頭が下がる。あとドクターなど医療従事者と分かるランナーもいた。彼らの活躍の場がなく、レースが終わることが一番望ましい。感謝。

5.メッセージ系

Tシャツの後ろにメッセージが書かれており、後続のランナーに何か示唆を与えるパターン。
本記事のタイトル「No goal, No home」は私が走っているときに見かけたメッセージだ。英語的に正しいのか分からないが、
「ゴールしなければ、帰る家はない」といった意味合いだろう。
何度もリタイアの誘惑にかられた私は、このメッセージに奮い立たせてもらった。リタイアして家に帰っても、家族は迎え入れてくれると思うが(多分)、やはり完走という結果は持って帰りたい。
走るのに必死で失念してしまったが、他にも面白いコピーのシャツを見かけた。

6.高齢者系

最後に高齢者系というより、高齢者そのものである。
70、80代の高齢ランナーが走っているのを見ると、私も頑張りたいという気持ちになってくる。私も彼らと同じ年齢になったときに、マラソンに挑戦することができるだろうか?
ふくらはぎの筋肉などを見ていると、日々、鍛えていることが分かる。
怠けていてごめんなさい。

余談

大会当日は雨降りだったため、使い捨てのレインコートやポンチョを着用しているランナーが非常に多かった。
その中でミュージカルで有名な
「Singin' in the Rain(雨に唄えば)」
タイトルロゴが描かれた変わった形のレインコートを着ているランナーを見かけた。私はミュージカルは全く分からないが、妻が見に行った話を聞いたことがあったので、帰宅後、妻にそのランナーのことを話すと、たぶんそのレインコートはミュージカルの最前列付近の観客に与えられるものではないかということだった。
ミュージカル中、舞台近傍の観客に水がかかる演出になっているとのこと。
ひょんなことからマラソンとミュージカルが繋がった。

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