週替わりテーマで3分間スピーチ

大きな収穫がありました。
当社では朝礼で当番が3分間スピーチを行っていますが、マンネリ化している現状を打破するため、「テーマ」を設定したことを、以前のnoteでお伝えしました。

いつも週末の出来事を3分どころか1分以内で済ませてしまうスタッフがいます。
内容は花に関することが多く、それはそれで素敵なのですが、もう少しエピソードなり、感想なりを語ってもらえたら、と聞いている私としては感じていました。
また他の話題に広がることもあまりありませんでした。

今回
「座右の銘」
というテーマを設定したところ
彼が就職して、当時の社長に言われた言葉や怖い先輩にどやされたこと、でもそこでめげずに頑張ったら仕事が身に付いてきたことを実感した、これまで聞いたこともないエピソードを語ってくれました。
こうした経験を経て得た座右の銘が
「石の上にも三年」
だと、スピーチの締めくくりでようやく披露するという高等テクニックで、聞いているこちらの興味を引き続けたのです。

私は感動しました。
やはり人にはそれぞれ想いがあります。
テーマがハマると、しっかりと語ってくれるんですね。
ビジネスの世界だと
「まず結論から！」
というセオリーにとらわれがちですが、今回は結論が最後だったので、ずっと惹きつけられました。