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動画制作の魅力とはじめ方【初心者向け】

こんにちは!デザイナーのごんたです。
YoutubeやSNS、テレビCM、映画など、動画は今や身近なものとなっていますが、「これどうやって作ってるんだろう」「こんな動画作れたら楽しいだろうな」と思ったことはありませんか?
この記事では、動画制作がどんなものかを簡単に解説していくので、あなたの動画制作を始めるきっかけになれば幸いです。

1. 動画制作の魅力と必要性


動画制作の魅力は、感情やアイデアを自由に表現できることにあります。
動画は視覚と聴覚に訴えかけるため、映像や音楽を組み合わせて言葉や平面のデザインでは伝えきれない表現を伝え、感情に強く働きかけることができます。

自由な自己表現
動画制作は、文章や画像だけでは表現しきれないクリエイティブな要素を活かせます。Vlog、アニメーション、バラエティ、ドキュメンタリーなど、さまざまなスタイルを使って、自分の感情やメッセージを伝え、独自の世界観を表現することができます。

感情を動かす
動画は映像と音楽を組み合わせて作成するため、見る人の感情を動かし、行動を促す力があります。ストーリー性のある動画は、登場人物の感情や動画のコンセプトをわかりやすく伝えることができます。

拡散と影響
今ではインターネットを通じて世界中に発信することができ、特にYoutubeやInstagramなどのSNSで非常に強力な拡散力を持っているため、世界中の人々に影響を与える可能性を秘めています。

僕も初めて作った動画はinstagramに投稿する簡単な動画でした。

2. 必要な機材とソフトウェア


パソコン

PCはMacでもWindowsでも問題ありませんが、PCはある程度のスペックが必要です。
RAMは8GB以上、CPUはデュアルコア以上、SSDストレージ搭載くらいが最低ラインでしょうか。
性能を十分に確保すれば、スムーズな編集が実現できます。

機材

自分で撮影したい人はカメラと三脚(スタビライザー)、マイク、照明、メモリーカード、外付けハードドライブなどを用意しましょう。

編集ソフトウェア

・無料ソフト
最初はiMovie(Mac標準搭載)、Shotcut(Windows、Mac、Linux)などの無料で使える編集ソフト触ってみることをお勧めします。基本的なカット機能やトランジションの追加などの機能が搭載されており、動画制作の初めの一歩としてはいいと思います。

・有料ソフト
Adobe Premiere ProやAdobe After effectsはプロも使用する非常に高性能な動画編集ソフトで、学習リソースも豊富に揃っていて学びやすいです。

Adobe Premiere Proは動画のカット編集や音声編集やカラー補正など、動画全体の編集に適しています。
Adobe After effectsはアニメーションや特殊効果などに特化しており、モーショングラフィックスやVFX(ビジュアルエフェクト)の作成に適しています。(このAEを触れるようになると、かなり面白くなります)

素材の収集

動画
自分でスマホやカメラで撮影してもいいですし、フリー素材サイトで探して活用することもできます。
お勧め素材サイト:Pexels、Pixabay、動画ACなど

画像
動画の中で使用する写真やイラストも重要です。
もちろん自分で撮影してもいいですし、動画素材と同様、フリー素材サイトなどで手に入れることができます。
お勧め素材サイト:Unsplash、写真AC、イラストACなど

効果音や音楽
動画の効果音やBGMは、聴覚に訴えかける非常に重要な要素です。
自分でナレーションを録音したり、フリー音楽素材サイトを活用しましょう。
お勧めフリー音楽サイト:Youtubeオーディオライブラリ、Bensoundなど

注意
フリー素材を使用する際は、ライセンスに注意しましょう。
商用利用できるのか、個人利用までなのか、クレジット表記が必要なのかなど確認してから使用してください。

3. 動画制作の基本ステップ


1. 企画
どんな動画を作るのか、誰に向けて作るのか、どんなストーリー、構成にするのかなどを決めます。
紙などに簡単なラフ(簡単なイラストやテキスト)を書いてストーリーボードを作るとイメージしやすく、撮影や編集がスムーズになります。

2. 素材の準備
先述の通り、自分で撮影したり、サイトからフリー素材を引っ張ってくるなどして、動画に使う素材を収集します。
自分で撮影する場合はシーンごとに分けて撮影すると、編集がしやすくなります。

3. 編集
自分の使いやすい編集ソフトを選び、用意した素材を並べて編集を進めていきます。
・用意した映像をストーリーボードに沿って順番に並べていきます。
・不要な箇所をカットし、シーンを繋げていきます。(カットとトリミング)
・トランジション(切り替えのエフェクト)を使うと滑らかにシーンの切り替えを表現できます。
・BGMや効果音、ナレーションを追加し、音量バランスなどを調整します。
・タイトルや字幕、エフェクトを必要に応じて追加していきます。

4. 書き出し
編集が完了したら、書き出し(エクスポート)します。
ファイル形式や画質、サイズのバランスを設定して動画を書き出しましょう。(mp4形式が一般的です)
書き出しには少し時間がかかるので、わくわくしながら少し待ちましょう。

5. 公開、共有
目的に合ったプラットフォーム(SNSやYoutubeなど)を選び、タイトルや説明文をつけて完成した動画をネットを通じて世界中に公開しましょう。
視聴者からコメントやフィードバックがあれば、次の制作に活かせるでしょう。

4. 初心者向けのおすすめ学習法


動画制作のおすすめの学習方法は、動画を見ながら手を動かすことです。
動画は動画で学べってやつですね。

Youtubeには初心者向けの動画編集チュートリアルがたくさんあり、テクニックや具体的な操作方法まで動画で視覚的に学べるようになっているのでおすすめです。
Udemy などのオンラインコースを受講してもいいですし、AdobeやAppleの公式チュートリアルを活用するのも良いです。
SNSからオンラインコミュニティに参加したり、作りたい動画を企画して(旅行のvlogなど)それに必要なスキルを調べて吸収していく方法も効果的です。

5. 実践のすすめと次のステップ


動画編集はすぐに身に付くものではないですが、継続して続けることで確実に上達するものです。
先述したようにvlogを継続的に作ってみたり、学んだ新しいテクニックを動画編集で試したりすることで、自然とスキルが広がります。

人気のYoutuberや有名なクリエイターの作品の見方が変わり、学びを得ることも増えてくるでしょう。
楽しみながらスキルを磨いていれば、動画の再生回数が取れたり、動画編集のお仕事が舞い込んでくるなんてこともあるかもしれませんね。

6.おわりに


ここまで初心者の方向けに動画制作とはどんなものかお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
僕はデザイナーとして動画を作ることが多いですが、趣味でもインスタ用の動画を作ったり、友人の結婚式動画を制作したりしています。
このエフェクトを使えばこんな表現ができるんじゃないか、と試行錯誤して、自分のイメージ通りの動きや表現が実現した時の高揚感は動画制作ならではの魅力です。
この記事を通じて、「自分もやってみようかな」と動画制作に興味を持っていただけたなら嬉しいです。

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