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2022年に作らせていただいたフライヤー・ロゴまとめ

はじめに

昨年、ひょんなことからクラブイベントのフライヤーや DJ のロゴのデザインに携わるようになり、最終的に2022年内で15作ほどを作成させていただくことができました。
元々グラフィックデザインには興味があったのですが(転職時も社内のデザインチームに異動するかどうか迷っていたくらい)、これまでデザインに関する知識を学んできたわけでもなんでもなく、できるとしても Web デザインなら多少…という程度のド素人でしたが、そんな奴がゼロから始めたとは思えないほどたくさんの方に依頼していただき本当に嬉しかったです。
ポートフォリオを作らなきゃ…とは思いつつとうとう年を越してしまったので、一旦ここで昨年の作品をまとめようと思います。

フライヤー

GENECIDE Vol.1 (2022/1/29)

修正版

すべての始まり。電音部ファン Discord『電音code』の初イベントでもあります。「イベントあるのにタイムテーブルないの不便だな〜」と思って軽い気持ちで作ったらまさかこんなことになるなんて…。
当時は Illustrator とかなんにも分かっておらず(GIMP しか使ったことなかった)ので Adobe Express で作りました。
ちなみにタイムテーブルのところだけフォントが違うのは修正版だからです。TT変更時に自分が外出していて対応できなかったので代わりにnoncom先生が修正してくださいました。なんで???

GENECIDE Vol.2 (2022/2/25)

メイン
タイムテーブル

Vol.2 から正式に依頼をいただいてフライヤーとタイムテーブルを作成。
ここから Illustrator を使っています。
『GENECIDE』の文字をちょっといじってステンシルっぽくしたり一刀両断したりして GENERATE + GENOCIDE 感を頑張って出してます。とはいえ全体のトンマナは全然電音code感ないですね…(なんでネイビーにしたんだっけ)
背景のミキサーは Creative Cloud Assets から引っ張ってきました。Pioneer の機材ってことくらいしかわからない。

親の車クラ (2022/3/12)

タイムテーブル

親の車で流れていた懐かしい曲中心のイベント。
イベントコンセプト的にどうしても車内の写真を背景に使いたく、初めて素材を買いました(本当は後部座席からの画角が欲しかったけどなかった)。素材が横長だったのでそれに合わせてフライヤーも横に。
『親の車』の部分はちょうどいいフォントがなかったので作りました。ガソリン残量とかタコメーターとかの車っぽい要素を入れつつも視認性も担保しつつ、というちょうどいいバランスが取れたと思っています。あとこのあたりからドロップシャドウとかの装飾を扱えるようになってます。成長してる。
(データが残ってなかったので貼ってないけど)メインフライヤーは良かったものの、タイムテーブルを入れるとギチギチになっちゃったのが個人的な反省点。情報量詰め込みがちなのは1年を通しての反省点でもあります。

ドフクラ (2022/4/16)

ハードオフ・ブックオフで買ってきた CD (1000円以内) の音源だけでやるイベント。
話をいただいた瞬間に「値札っぽくしよう!」と思い立ち、値札の画像を見ながらそれっぽく作って、ローソンで印刷してきて自分で文字を書いて、何故か半年前に買っていた DDJ-400 (当時まだ DJ やってない) に貼り付けて写真を撮ってちょっと加工して…と結構手が込んだ作りになっています。かなり好評で嬉しかった。
今見返すともうちょっと細いサインペン使えばよかったですね。字が結構潰れてる…。

GENECIDE Vol.3 (2022/6/11)

メイン
タイムテーブル

初のオフラインイベント!自分にとってもマイルストーンの一つだったので、いろいろと頑張りました。
渋谷まで行って 109 の写真を撮り、Photoshop で広告を消して加工…という技術的な面はもちろん、GENECIDE や電音codeがどういうものなのか考えてそこから連想してトンマナを決めていくという手法など、いろいろとチャレンジした思い出深いフライヤーです。
ちなみにロゴも自作です。六角形にしたのは ageHa にあったオクタゴンスピーカーをイメージしていて、そのシェイプをフライヤー全体にも使うことで統一感を出しています。
創造・破壊から連想して無彩色ベース、テレビの砂嵐をイメージしたノイズ、電音部リスペクトの他イベントのフライヤーがイラストメインと CG メインだったので写真メインにして差別化…という点が推しポイント。

BREAK THE BORDER (2022/7/16)

電音部オンリー同人イベント『FAITH to FACE』で頒布された Remix コンピレーションアルバムの宣伝フライヤー。
眞冬さんに描いていただいた黒鉄たまがあまりに良かったので自分がやったことは特にないです。タイトルから連想してラインを跨がせてみたくらいかな…。
これ、納品したあとで左上の参加者の部分に使ってるスラッシュが1つだけ違うフォントになってることに気づいてめちゃくちゃ悔しかった。けど誰も気づいてないと思う。

GENECIDE Vol.4 (2022/9/16)

メイン
タイムテーブル

Vol.4 はオンライン開催だったので、配信元の Discord の画面っぽいデザインにしてみました。
いろいろと細かいネタを仕込んでみてはいるのですが、これも多分誰にも気づかれていない。左ペインの羅針盤のアイコンをわざわざ自作したりと本当にどうでもいいところに手をかけていたり…。
フォントやタイムテーブルの雰囲気などは、意図的に同じくオンライン開催だった Vol.2 と合わせています。

GENECIDE Vol.5 (2022/12/10)

メイン
タイムテーブル

Vol.4 と並行して作っていた Vol.5。こちらはオフライン開催だったので、同じくオフラインだった Vol.3 とトンマナを寄せつつ、青みがかった背景や強めの光彩など、冬っぽい感じを出す意図でデザインしています。
タイムテーブルは最近流行りのスマホの壁紙にできるサイズで作ってみました。

電音部解釈・考察語らNight

電音codeで主催している、毎週土曜日(その後不定期開催)に行っている座談会のフライヤー。
土曜夜の座談会ということでバーをイメージしたネオンっぽい色味とデザインにしています。タイトルのフォントはこういうのがあるんですよね、お気に入りです。あとは筑紫丸ゴシック使っておけばだいたいそれっぽくなる。
ちなみに開催するたびに概要を書き換えて作り直しているのですが、直近の回は ↓ 。つ、つづつ先生…!

やべ〜〜〜〜〜

ロゴ

ここからはロゴ。
作成時期と公開時期が一致していないことも多いので順不同です。

さーどあいさん

たしかこれが一番最初に作ったロゴ。既存フォントベースではなくパスを駆使してイチから作っています。
clubasia の2階でこれがデカデカと映し出されてるのを見て勝手に感動してました。(しかも y の上の目がまばたきしてて二度びっくり)

小南めぐるさん

横Ver.
正方形Ver.

ステンシル系のフォントをそのまま使ってるかと思いきや実は結構いじってます。同じフォントを見つけたら見比べてみてください。
ちなみに羅針盤は普通色がついたほうが北を向くように作られていますが、これはちょっと南の方向を向いています。小南さんなので。
このロゴ印刷したブルゾン作ってくれてて嬉しい!

D1VERSITY

暇人さんの主催イベント。イベント名から考えて I を下向き矢印にして 1 とバランスをとりつつ、互い違いにすることでダイバーシティ(多様性)のイメージを表現しているつもり。
ちなみに自分の作ったロゴは納品後の加工 OK です。実際のフライヤーではうにょうにょに歪まされて使用されています。

RoundRobin

サトルさん主催イベント。イベント名の意味の通りに回る矢印を入れるのは決めていて、それをしばらく眺めていたら R にできるじゃん!と思い浮かんでこの形に。
ちなみに作ってるときの頭の中はロードバランサーのことしかなかった。

Kokiさん

正方形の中に Koki の文字を収めて O を DJ ミキサーのつまみっぽい感じにして…と個人的にはアイデアが思い通りに出力できたのでお気に入り。
ちなみに斜めの線は全て 1:2:√5 の直角三角形の斜辺になっています。幾何学感を出したかった。

ReQさん

これについては依頼元から「こんな感じで!」とラフスケをもらっていたので、ほとんど迷うことはなかったです。とはいえ自分の色は出したかったので、文字部分をいかにガスマスクっぽくするかに全力を注いでいます。
ちなみにロゴの通り本人はガスマスク姿で DJ しています。

Ao.さん

これもある程度詳しいイメージをいただいていたのでそれに沿って作成しつつ、ネタ(ポメ …)を仕込んだりしています。ネタがないバージョンもあります。
ちなみに車の造形が一番難しかった…絵心は別にないので…。

ブイさん

手書き!ベシベシ!!って筆を振り回している感じの勢いあるイメージです。手書きの何かをトレースしたわけではなく完全にパスから作っているのですが、初稿を作ってみたら完全に自分が書道で書いた字と同じになってて笑ってしまった思い出。

おわりに

2022年、すでに公開されているだけでフライヤー9枚(うち自主制作2枚)、ロゴ8つを作成させていただきました。これ以外にもまだ公開されていないロゴやフライヤーもあるほか、2023年納品の依頼もすでにいただいており、本当に皆さまに感謝です。
2023年もさらに研鑽を重ね、期待に応えられるよう邁進していきますので、是非ご依頼のほどよろしくお願いいたします!
(依頼は Twitter @albNo273 からどうぞ)

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