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五月の七日と、七月のいつか

流転する星の散りゆく花弁は
崩れる獣と汚れた血

寝転ぶ人と地を這う虫は
夏の暖炉と冬の海

僕らの生きた名もない日々は
忘れ去られたいつかの化石

二千年後の境界の果て
白亜の記憶は涙に濡れる

無垢な子供が手をかける時
僕らの生は意味を持ち

四千年後の星の隅
芽吹いた意思が青く咲く

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