ナヴォリオ運河の骨董市
<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.55>
サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂(S.Lorenzo Maggiore)を後にして、さらに南に進んでいくと、大きな門が見えてきます。
ティチネーゼ門(Porta ticinese)です。
この門を超えると、ナヴォリオ運河があり、骨董市が開かれています。
500m以上ある運河の両側には、お店が、ずらりと並んでいました。
ワクワクします。
早速、見て回りましょう!
さすが、骨董市だけあり、興味深いものが沢山、置いてありました。
まずは、電話いろいろ。
懐かしい形や、珍しい形もあり、面白いです。
ティーカップも、沢山あります。
器好きの私は、足が止まってしまうブースのひとつです。
一点ものばかりなので、自分だけの一客を探すのも良いですよね。
私も、ひとつ購入して、今も愛用しています。
そして、思わず、「えっ、本当?」と、見入ってしまったのがこちら!
さて、何でしょう?
そう、ハム等を切るスライサーなのです。
ドーンと、こちらも年季が入ったチェストの上に、置かれています。
凄い存在感。
お店の人に、使えるの?と聞くと「もちろん!安くしとくよ、どう!」っと、聞かれて。
「明日、もう日本に帰るの、残念です」と、答えてしまったけれど、
今思えば、値段だけでも聞いておけば良かったと、ちょっと、後悔。
他にも、年代を感じさせる映画のポスターや、本、日本の漆器や箸もあって、とても楽しく、骨董市を一周しました。
月末・最終日曜日に、ミラノに滞在時は、是非、寄って頂きたいアンティーク市です。
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