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バローロでの昼食

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,60>

バローロを訪れたら、ここで食べたいなと、事前チェックしていたレストランへ。
早速、テラス席に座って、お料理の注文をしました。

まずは、パスタから。

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タヤリンのミートソース
(Tajarin con ragu`)

タヤリンは、卵黄たっぷりのピエモンテ州の手打ちパスタ。
ミートソースと相性抜群です。
うん、美味しい。

そして、ここは、バローロ村。
やはり、バローロを飲まなくてはいけません。

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赤ワイン「バローロ」


グラスワインで、5€。
さすが、地元・生産地のバローロ。
お値段も、お財布に優しくて、嬉しいです。

日本でも、高価なので、なかなか飲むことができませんが、
ゆっくりと、じっくりと、バローロワインが開いていくのを楽しみながら、味わいしました。

メインは、お肉料理です。

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バローロワインで煮込んだ牛肉
(Manzo al Barolo)


さすが、赤ワイン煮込みもバローロワインで作ってしまう、現地ならではのお料理。
ホロホロと軟らかくなった牛肉も、味わい深く、何といっても、ワインとの相性が素晴らしい。
ただ、ただ、美味しいの一言。

もう一杯だけ、バローロが飲みたくて、お勧めのチーズ盛り合わせも、一緒に頂きました。

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チーズ盛り合わせ
(Formaggi misti)

羊や、ヤギの乳から作られた、濃厚チーズ。
どっしりとボリュームのあるバローロワインと一緒に食べるのは、
このぐらいクセのある、どっしりとしたチーズが良いのだなっと、
勉強になりました。

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最後は、エスプレッソコーヒーで。
この白磁に青絵のカップ。
私、大好きです。

イタリアでは、味覚の鍛錬はもちろんですが、こういうデザイン、絵画、建築物、そして、景色。
色彩豊かな様々なものを目にし、感性を磨くことも大切なこと。

自分の目で見て、耳で聞いて、舌で味わって。
そして肌で感じたことを、自分自身の中で咀嚼して、考えて。
その中から、ぽっと、アイデアが浮かんだりするものです。

バローロ村でも、刺激たっぷりの時間を過ごしました。

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残念ながら、このお店は、現在は、閉店していますが、
オーナーファミリーのおひとりが、別の場所で、トラットリアをオープン。
このレストランの流れを汲んだお料理を出されているとのことです。
そちらのお店の情報を書いておきます。

【レストラン情報】

☆トラットリア・デッラ・ポスタ
 (Trattoria della Posta)



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