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濃縮赤じそジュースを作りましょう!

赤い梅干し作りの時に使う、赤じそ
今年は、濃縮赤じそジュースも作ってみました。
炭酸水などで割って飲むと、美味しいですよ。

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赤じそ


神戸では、今年、6月初めから、赤じそが店頭に並び始めました。
地域によって、また、その年によって、出回る時期が少しずつ変わってきますので、マメに、店頭をチェックするのも大事です。

もう、今年は、赤じそが終わってしまったという場合は、
また、来年以降の参考にして頂けたらと、思います。

それでは、作っていきましょう。

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濃縮赤じそジュース
( Succo concentrato di Shiso rosso )

【難易度】★★☆☆☆

【事前準備】

使用するのは、葉のみ。
茎、柄を取り除く。

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葉の表面が傷んでいたり、多少、緑色になったり、小さい葉でもOK。
梅干し用として使えない葉でも、ジュースには使えるので、
仕訳をした時、悪い葉でも捨てずに、ジュース用にしましょう。

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葉のみを、ここで計量します

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準備、OK

【材料】(出来上がり量:約1500ml)

      赤じその葉(正味)       500g

      水(ミネラルウォーター)   1000ml
      砂糖 + はちみつ          400g
      千鳥酢(醸造酢)         200ml

※ 甘み、酸味は、お好みの量で調整下さい。
※ 今回、甘みは、はちみつ、中ザラメ糖(1:1)で加えましたが、
  お好きな甘味料をお使い下さい。
※ 千鳥酢の代わりに、レモン汁を使用しても良いです。

【作り方】

1)煮出す

① 赤じその葉(500g)は、水を変えながら、2~3回洗う。

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② 水(1000ml)を鍋に入れて、沸騰させる。
  赤じその葉を、ひと掴み加えて、煮立たせる。
  葉が、緑色に変わったら、ザルを重ねたボールに取り出す。
  また、ひと掴み加えて、煮立たせ、取り出す。
  この作業を繰り返して、すべての葉を煮出していく。

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一度に、沢山加えてしまうと、
赤じそが、しっかり煮出すことができずに、しっかり色素が出ないので、
必ず、ひと掴みずつに出すように、気を付けましょう
一回目の煮出しは、写真のように、青っぽいですが、
煮出しを繰り返していくにつれて、赤紫の色素が重なっていき、
しっかり付いていきます。

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すべての赤じそを、煮出した後


③ 一度、ザルで濾し、鍋に残っていた赤じその葉を取り除く。
  赤じその葉に残った水分も、しっかり絞り出して、鍋に戻す。

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しっかり絞り出した水分を、鍋に戻す


2)味を調えて仕上げる

① 煮出した赤じぞジュースに、砂糖 + はちみつ(計400g)を加えて、
  混ぜて、しっかり溶かす。
  粗熱を取ってから、千鳥酢(醸造酢:200ml)を加える。

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粗熱を取る
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千鳥酢(酸)を加えると、さっと、鮮やかな紫色になる


② 煮沸消毒をした瓶などに入れて、保存。
  冷蔵庫に入れて、半年ほど保存可能だが、
  色、香りが、少しずつ減っていくので、早めに飲み切るほうが良い。

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瓶に入れて、冷蔵庫で保存

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赤じそジュース・炭酸割り


お好みで、ミネラルウォーター(炭酸水でも可)で割って、お召し上がり下さい。

その時の気分で、ちょこっと千鳥酢を足して、サッパリと飲んだり、
少し、コアントロー等、香りづけをしたりしています。
美味しいですよ。

是非、作ってみて下さいね。

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