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イタリア旅行記(南部)

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カンパーニャ州、アブルッツォ州、モリーゼ州、プーリア州、バジリカータ州、カラブリア州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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#アマルフィ海岸

チェターラから、サレルノへ…。そして、最後のアマルフィ海岸

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.70> いわしの魚醤の名産地チェターラ(Cetara)で、昼食後に街散策をしてから、サレルノへの帰途につきます。 こちらが、海へ出るメイン通りです。 ガリヴァルディ通り(Corso Garivardi) この通りにも、チェターラ産コラトゥーラ(Colatura di Alici di Cetara)を扱っているお店が沢山ありました。 「美味しいコラトゥーラを購入できたな…」と、大事に、瓶を抱えながら、海を目指しま

【レストラン情報】チェターラでの昼食

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.69> アマルフィ海岸の小さな港町・チェターラ(Cetara)での昼食。 魚醤工房のオーナーさんにお勧め頂いたレストランに向かいます。 風が通る明るいオープンテラス。 テラス席( Posto sulla terrazza ) 初夏のイタリアでは、テラス席があれば、必ず、そこで食事をします。 心地良い夏風に吹かれながら、至福のひと時です。 早速、お薦め料理を、お願いしました。 まずは、イワシ尽くしの前菜から…。

有料
100

発酵調味料☆イタリア産「いわしの魚醤(コラトゥーラ)」の製造法

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.68> 今回の旅の目的のひとつ。 イタリアの「いわしの魚醤」の産地・チェターラ(Cetara)を訪れる事。 アマルフィ海岸にある小さな港町で、この地を有名にしている発酵調味料「いわしのコラトゥーラ(Colatura di Alici)」を購入する為です。 発酵食品(調味料)がブームになっている昨今ですが、 日本でも、昔から各地で造られ、食されています。 ☆醤(ひしお)とは…原材料によって、4つに分類されます ☆イタ

アマルフィ海岸のバス渋滞、そして驚きの嬉しい出逢い

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.67> アマルフィー海岸の街・訪問、最後は小さな港町のチェターラ(Cetara)です。 この街で造られているイタリアの「いわし魚醤・コラトゥーラ(Colatura di alice)」の工房を訪れて、教室用に購入するのが目的でした。 陶器の街・ヴィエトリ・スル・マーレ(Vietri sul Mare)からの交通手段は、車か、バスのみ。 私は、バスを利用したのですが、やはり、アマルフィ海岸を往来するバス。 この路線でも、

ヴィエトリ・スル・マーレの大聖堂

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.66> アマルフィ海岸の小さな陶器の街・ヴィエトリ・スル・マーレ(Vietri sul Mare)。 お気に入りの器を購入でき、次の目的地・チェターラ(Cetara)へのバスの時間まで、ヴィエトリの街を散策します。 丘の斜面に造られた街なので、坂道、階段、そして細道の多い街。 階段が伸びる、細道(La strada scale) 生活していると、大変だと思うのですが、こういう道、私、大好きです。 大聖堂に向かう

海をイメージするお皿たち

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.65> 陶器の街・ヴィエトリ・スル・マーレ(Vietri sul mare)。 事前にチェックしていたお店、「The イタリア!」というデザインではない、ちょっと面白い陶器を作られるお店を、目指します。 ヴィエトリは、とても小さい街で、大通りから、一歩街に入ると、こんな感じです。 ぎゅっと詰め込まれた感じの街は、可愛らしい陶器で、溢れていました。 街の中心の細道 レストランのテラス席には、色鮮やかな陶器の花瓶とコッ

陶器の街・ヴィエトリ・スル・マーレへ

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.64> アマルフィ海岸の街散策・2日目。 今日は、まず、陶器の小さな街・ヴィエトリ・スル・マーレ(Vietri sul mare)へ向かいます。 サレルノ(Salerno)から、ヴィエトリまでは、8㎞程。 船が出ていなくて、バスのみ。 前日の、ラヴェッロ → アマルフィ間のバスのハプニングも、頭をよぎって、嫌な予感がしたのですが、仕方なし。 早めに、出発地のサレルノ駅に向かいました。 サレルノ駅(Stazione

サレルノへ帰る船上より

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.63> 無事、アマルフィ発、サレルノ行きの最終便に乗船。 帰路につきます。 朝の始発便に乗船して、到着したアマルフィ(Amalfi)、そしてラベッロ(Ravello)。 バスの遅延などもありましたが、ふたつの街を満喫できた充実の一日。 再び、アマルフィ海岸(Costiera amalfitana)の景色を眺めながら、振り返っていました。 アマルフィの街(船上より)① アマルフィの街(船上より)② アマルフィの街(

アマルフィの工芸品・手すきの紙

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.62> 船の出発時間まで、アマルフィの街を散策。 その日の朝に見学したアマルフィ大聖堂(Cattedrale di Sant'Andrea / Duomo)。 夕方は、また違う陽ざしの下で、美しく、そして素晴らしい存在感で、 そこにありました。 アマルフィ大聖堂(Cattedrale di Sant'Andrea / Duomo) 朝の、大聖堂見学の様子は、下記noteで、まとめていますので、 是非、ご覧下さい。

ラヴェッロ発のバスで、ハプニング!!

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.61> 音楽家ワグナーが愛した街・ラヴェッロ(Ravello)をゆっくり散策して、 美味しい昼食をとって、気が付けば、もうすぐ15時になる頃。 そろそろ帰路に着かなくてはです。 本当は、もうひとつの名所・ヴィッラ・チンブローネ(Villa Cimbrone)にも足を延ばしたかったのですが、アマルフィから17時前のサレルノ行き船の時間を考えると、う~ん、ちょっと難しいかなっと、断念。 イタリアでは、どこで、どんなハプニン

【レストラン情報】ラヴェッロでの昼食

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.60> ラヴェッロ(Ravello)での昼食は、ホテル併設のレストランへ。 やはり、ここは、ラヴェッロ。 アマルフィ海岸が見える、景色の良いテラス席に案内して頂きました。 景色の良いテラス席( In terrazza con la vista ) お薦めのお料理を伺い、注文。 海を眺めながら、お料理を待ちます。 パン(Pane) どれも自家製だそうで、さすが、ホテル併設ですね。 種類が多くて、そして、美味しかっ

有料
100

花と緑溢れるラヴェッロの街並

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.59> アマルフィ(Amalfi)から、バスで30分程。 崖の上の、美しい街・ラヴェッロ(Ravello)は、穏やかで静か…。 小さな街なので、半日でも、ゆっくり散策することができます。 ドゥオーモ広場(Piazza Duomo) この広場から延びる細道が、いくつかあり、小路散策も楽しいですよ。 可愛らしいホテルの横の細道が、ローマ通り(Via Roma)。 この道を行くと、お土産屋さんが並ぶ小道があります。 可

ワグナー音楽祭の舞台☆ヴィッラ・ルフォーロ

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.58> ラヴェッロ(Ravello)のドゥオーモ広場に面して、もうひとつ見るべき場所があります。 ヴィッラ・ルフォーロ(Villa Ruforo)。 ワグナー音楽祭(Ravello Festival)のメイン会場でもあります。 ヴィッラ・ルフォーロの入口(左の塔) 入口・塔の内部 塔を潜り、この道の先が、チケット売り場。 ワグナー音楽祭の旗が、訪問客を迎えてくれます。 入ってすぐの中庭 この回廊は、アマルフィ

豪華!アマルフィ大聖堂

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.56> 中世の時代、海洋国家として繁栄したアマルフィ(Amalfi)。 世界遺産にも登録されているアマルフィ海岸(Costiera amalfitana)に点在する街の中でも、中心的な存在で、日本でも有名ですね。 サレルノから船で到着した海の玄関口では、大きなタイル絵が迎えてくれます。 地中海の海図(Mappa del Mar Mediterraneo) 左上に、イタリアの地図があり、船の絵が、いくつか描かれていま