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イタリア旅行記(南部)

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カンパーニャ州、アブルッツォ州、モリーゼ州、プーリア州、バジリカータ州、カラブリア州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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2020年2月の記事一覧

卵城 & サンタルチア地区を楽しむ

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.87> ナポリ湾に、すっと伸びた埠頭に建つ「卵城(Castello delo 'Ovo)」。 サンタ・ルチア地区(Santa Lucia)のシンボルです。 12世紀に建てられ、13世紀時には、アンジュー王家の居住となりました。 16世紀のスペインとの戦いで、破壊され、現存する卵城は、18世紀に復元されたものです。 その後、50年程前までは、軍事施設として使われていたそうです。 卵城(Castello dell'Ov

ナポリ最終日に、ボッティチェッリ

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.86> ナポリを発つ日。 夕方の、飛行機の時間まで、ナポリを満喫します。 最後に、もうひとつ訪れておきたかったのが、 セヴァロス・スティリアーノ宮美術館(Gallerie d'Italia Palazzo Zevallos Stigliano)です。 この美術館でも、カラヴァッジョの作品が見れると聞いていたのですが、 残念ながら、この時は、他の美術館へ、出張中。 その代わりに、ボッティチェッリの傑作が、ミラノの美術館

ナポリのケーブルカー、そして眺望

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.85> ヴォメロの丘(Vomero)。 ナポリ中心地から西側に位置し、そこからは、ナポリの街を一望できるんです。 ナポリ3度目にして、初めて足を延ばします。 ヴォメロへは、ケーブルカーを利用。 ケーブルカー中央線・アウグステオ駅 ( Fnicolare Centorale:Stazio ‟ Augusteo ” ) ナポリの南北に走る大通り・トレド通り(Via Toredo)のアウグステオ駅。 この、緑の標識、好き

【テイクアウト情報】ナポリの揚げ物店

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.84> ナポリ(Napoli)は、見るべきものが、多々ありますが、 食べておきたい、お料理も、盛り沢山。 ストリートフードも、そのひとつです。 有名な、ナポリピッツァはもちろん、さくっと食べられるナポリ菓子、等々。 ピッツァ・マルゲリータ、ルッコラのせ(2012年夏・イスキア島にて) (Pizza Margherita con rucola) 貝の形をしたパイ菓子・スフォリアテッレ(Sfogliatelle) ラ

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再び! カラヴァッジォを味わう

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.83> ナポリの下町「スカッパ・ナポリ(Spacca Napoli)」。 最後に、どうしても訪れたかったのが、こちら! ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会(Pio Monte della Misericordia)。 この教会にも、カラバッジョの傑作があるんです。 ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会 (Pio Monte della Misericordia) 細い道なりにあり、カラバッジョの旗(

サンタ・キアラ教会

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.82> ナポリの下町「スカッパ・ナポリ(Spacca Napoli)」。 まだまだ、観るべき場所があります。 サンタ・キアラ教会(Santa Chiara)。 美しい、彩色陶板装飾の中庭が、有名な場所です。 まずは、教会内を楽しみます。 サンタ・キアラ教会(Santa Chiara) 教会内部 美しいステンドグラス(Vetro colorato) 14世紀に建築されましたが、1943年に、第二次大戦の砲火で、

素晴らしき、サンセヴェーロ礼拝堂

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.81> ナポリの下町「スカッパ・ナポリ(Spacca Napoli)」。 荘厳のナポリ大聖堂(Duomo)で、心震わせた後は、こちらも有名な礼拝堂に向かいました。 サンセヴェーロ礼拝堂(Cappella Sansevero)。 ナポリ滞在中は、必ず、訪れる場所です。 目的は、「ヴェールに包まれたキリスト」(Cristo Velato)。 本当に、素晴らしく、いつ見ても、何度見ても、その美しさに、心惹かれてしまいます。

荘厳!ナポリの大聖堂

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.80> ナポリ滞在3日目。 この日は、ナポリの名所のひとつ、スパッカ・ナポリ(Spacca Napoli)を巡ります。 ナポリを代表する下町。 混沌としていて、スリ、引ったくりに気をつけないといけない場所ですが、見るべき美しい教会等が点在しているので、訪れたい場所です。 もちろん、身軽な服装で、注意を払いながら歩きます。 まずは、ナポリの大聖堂(Duomo)。 朝一番だったこともあり、本当に、美しい空間に、身を置くこ

ナポリ国立考古学博物館

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.79> ナポリで、もうひとつ訪れておきたかった場所、 ナポリ国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale di Napoli)。 16世紀に建てられ、18世紀から博物館として活用されている大きな館には、 紀元前時代の模刻や、大理石彫刻。 特に、ヴェスヴィオ山の大噴火(紀元後79年)で、火山灰に飲み込まれてしまった町・ポンペイ(Pompei)や、エルコラーノ(ercolano)から発掘品が多

【レストラン情報】ナポリ郷土料理の昼食

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.78> ナポリでの、2回目の昼食。 この日も、B&Bオーナーさんのお薦め店に、伺いました。 今回の旅は、本当に、お天気に恵まれて、気持ちの良い毎日。 テラス席がある時は、出来るだけ、イタリアの空気を感じながら、食事をしていました。 この日も、お店前のテラス席で頂きます。 まずは、メニューを一緒に、パンと、ウェリカムドリンクが運ばれてきました。 パン & スパークリング(Pane & Spumante) スパー

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