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卵城 & サンタルチア地区を楽しむ

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.87>

ナポリ湾に、すっと伸びた埠頭に建つ「卵城(Castello delo 'Ovo)」
サンタ・ルチア地区(Santa Lucia)のシンボルです。

12世紀に建てられ、13世紀時には、アンジュー王家の居住となりました。
16世紀のスペインとの戦いで、破壊され、現存する卵城は、18世紀に復元されたものです。

その後、50年程前までは、軍事施設として使われていたそうです。

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卵城(Castello dell'Ovo)

さあ、中に入りましょう!

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この坂の道から、入城します。
坂を上がって、振り返ると、サンタ・ルチア地区のヨットハーバー、
その向こうに、ナポリ湾が広がります。

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ヨットハーバー&ナポリ湾(Porto degli yacht&Golfo di Napoli)

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卵城の全貌は、こんな感じ…との説明文

200~300年前の石造りの城。
このような坂道が続いています。

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どこまで、続くのかな…と思っていたら…、ぱっと、目の前が明るく広がりました。

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お城の一番西側のテラスに、到着です。
ただ、なかなかの人混み…。
団体客も多く、皆さまの写真撮影が終わるのを待って、やっと、海を見ることが出来ました。

ちょうど、撮影していた時に、この城の ‟ 常連さん ”でしょうか。
一羽のカモメが、すっと飛んできて、塀に、ちょこんと降り立ちました。
人慣れもしているのでしょうね。
カメラも怖がることなく、一緒に写るサービスも…。

さあ、お城から出て、もう少し、サンタ・ルチア地区を歩きましょう!

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卵城の横にある船着き場

ボートが停泊しています。
この小さな場所で、どうするのかな?と思っていたら、
海に続く、奥の小さな出口を見つけました。
なるほど、あそこから、海に出て、遊ぶのね…と。

本当に、イタリア人は、海が大好き!
太陽が燦々と輝く夏の日は、海に出て、遊ばな、損、損…という感じです。

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サンタ・ルチア地区に戻る橋

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卵城から出て、さらに西へ。
海沿いの道を歩きます。
時々、ちら、ちらっと、振り返りながら、卵城の外観を再確認。

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ちら、

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ちら、ちらっ。

実は、ナポリに滞在していた時、「学生のオリンピック」とも呼ばれる
 「ユニバーシアード2019(第30回大会)(Summer Universiade)」が、
ちょうど開催されていたんです。

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選手、関係者を乗せるバス

ナポリの街中、より警備が厳しくなっていたのも、大会があったのが理由。
観光する側も、安心でした。

サンタ・ルチア地区は、治安も良く、大型ホテルがいくつもあるので、多くの選手、関係者が滞在。
黒塗りのVIP送迎車が、並んでいることもあって、最初見た時は、ちょっと驚いてしまいましたが…。

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ホテルの前に並ぶ、黒塗りのVIP送迎車

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この日は、少し雲が多かったのですが、プーリア州・レッチェから始まった今回の旅。
本当に、お天気に恵まれました。

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サンタ・ルチア地区から、ヴォメロの丘も見えます。

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やっぱり、私も、海、大好きです。
塩の香りを運んでくれる潮風を感じながら、やっぱり、海、好きだな…と、
サンタ・ルチア地区の海辺を満喫しました。

さあ、この旅、最後の昼食に向かいます。

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。