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オフィスアルベロ レシピ集

※ 新フォーマットに合わせて、初期の頃の記事を、順次調整中。見えやすく読みやすくしていきます。 料理脳を鍛えよう! レシピは、料理の謎解き本。食文化もお伝えします。 男女問わ…
料理教室17年目。(料理の仕事30年) 毎月、レシピ4記事(水曜日 or 木曜日予定)+ α(不定…
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2022年8月の記事一覧

【レシピ】冷や汁 ☆ まだまだ暑い日にピッタリ!宮崎県の郷土料理です

元々は、畑仕事をしていた方々の、夏の栄養補給、食欲増進のための料理でしたが、今では、暑い時の夏バテ防止メニュー、健康食のひとつとして、 ご家庭でも食べられています。 宮崎県の郷土料理として有名ですが、他の地域でも、類似したお料理が 郷土料理として食べられています。 ****************** 今回は、味噌の火入れは、フライパンを使って、作業しやすくしています。 前回、ご紹介した「かつお昆布だし」、そして、魚は、アジの開きを使っていきます。 鯛、サンマ等、他

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【レシピ】かつお昆布だしを引きましょう!☆2つの作り方をご紹介します

和食の基本となる「出汁(だし)」。 先月の「昆布だし」に続き、今回は「かつお昆布だし」を引いていきます。 普段、市販の昆布だしを使っていても、作り方・ポイントを押さえておくと、時間のある時、いざという時に、重宝しますよ。 昆布だし同様、「煮出し」「水出し」の2つの方法をご紹介します。 「煮出し」「水出し」の違いは、調理時間。 かつお節を加えているので、仕上がりの色は、ほとんど変わりません。 どちらも美味しいので、その時々によって、使い分けていきましょう。 このかつお昆

【レシピ】パプリカの詰め物のオーブン焼き ☆ 北イタリア・ピエモンテ州の郷土料理です

今回も、主役はパプリカ(Peperoni)。 味付けをしたご飯を詰めて、オーブン焼きにするピエモンテ州・郷土料理をご紹介します。 もちろん、イタリア全土で食べられているパプリカですが、 北イタリアのピエモンテ州(州都:トリノ)でも、焼きパプリカ料理が 郷土料理として、食べられています。 アスティ(Asti)郊外のアグリトゥーリズモに滞在した時に食べた 「焼きパプリカのバーニャ・カウダ」、シンプルなのですが、とても美味しかったの覚えています。 今回の詰め物は、ライスサラダ

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【レシピ】焼きパプリカ ☆マリネに、そして、彩りとしても使えます。

パプリカ(Peperoni)。 一年を通して出回っていますが、やはり、夏が、実ぶりも良く、美味しくて、出回る量が増える夏野菜のひとつです。 今回は、皮を真っ黒に焼く下処理「焼きパプリカ」をご紹介します。 真っ黒になった皮を剥くと、加熱されることで、軟らかくなり、 甘さも増した実が現れます。 この焼きパプリカを使って、マリネに。 そして、彩りとして使っていきます。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程:パプリカのマリネのみ)」、 「料理用語

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【レシピ】手作りの「ゆかり」 ☆ 梅干し作りの、嬉しいおまけです(梅酢もあります)

赤じそ漬けの梅干しを、取り出した後に残る赤じそ。 これらを、天日干しにすると、「ゆかり」ができるのです。 市販の「ゆかり」と比べると、やや旨みが足らないのですが、 かつお節や、ちりめんじゃこ等の「旨み食材」と合わせたら、 美味しく頂けます。 是非、梅干し作りの、嬉しい「おまけ」として作り、食べ切りましょう。 それでは、説明していきます。 ****************** ☆梅干し作りの作業は、こちらからご覧頂けます ****************** 手作

【レシピ】梅干しを作りましょう! ③ いよいよ最後の作業「土用干し」

梅干し作り、最後の作業「土用干し(どようぼし)」。 暦の雑節(ざっせつ)のひとつ「土用(どよう)」。 梅雨明け後、この「土用」期間中(毎夏・7月20日頃~8月第一週目頃) 強い陽射しの下、天日干しをして、梅干しを仕上げていきます。 梅を塩漬けしてから、2週間。 その後、赤じそを加えて、赤じそ漬けにしてから、さらに2週間。 梅を漬け始めてから、1か月以降に行う、最後の作業です。 土用干しの日数は、4日間。 日中だけではなく、夜通し干して、夜露にも当てるので、 終日、雨が降

【レシピ】トマトと茄子の冷製パスタ ☆この時期に食べたい一品です

盛夏の今、冷たいパスタは、喉ごしも良く、美味しいですよね。 以前、イタリアでは、冷製パスタ等は食べることは、あまりないと聞いていましたが、近年、イタリアでも、猛暑続き。 冷製パスタ、冷製リゾットも、作り食べている方々も、増えてきているようです。 私が、イタリアで初めて「冷製」に出会ったのは、2011年。 ミラノのレストランでした。 リゾット、そして、やはり「冷製」は、私自身も珍しい味覚だったので、 ちょっと不思議な感じ…。 でも、蒸し暑い中、歩き回った後の食事で、こうい

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【レシピ】味噌をづくり ☆ 完成です!(天地返し4回目のご報告)

2月初めに、仕込んだお味噌を、冷暗所に置いてから、 3月初め:天地返し(一回目)、 4月下旬:天地返し(二回目)、 6月上旬:天地返し(三回目)を行い、引き続き、冷暗所で保管。 8月初め、天地返し(四回目)を行おうと、味噌の容器内を見たところ、 この2ヶ月(6月、7月)、かなり気温が上がり、 予想以上に、発酵・熟成が、ぐぐっと進み、十分に、味噌として仕上がっていたので、天地返しは取り止め。 「手作り味噌・出来上がり」とし、冷蔵庫保存へ移行することにしました。 その様子を

【レシピ】ズッキーニ・付け合わせ2種 ☆ とっても簡単!スピードクッキングです

夏野菜のひとつ、ズッキーニ。 2品続けて、パスタの具材としてご紹介しましたが、今回は、簡単にできる 付け合わせ2品をご紹介します。 一品は、ハーブのミントを使って、もう一品は、アンチョビを使って作っていきます。 簡単な野菜料理、付け合わせが欲しい!と思ったら、サクッと作ることができるズッキーニ料理です。 出来たても良いですが、どちらも、前日に作って、冷蔵庫で冷やして食べても美味しいですよ。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「料

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【レシピ】ズッキーニとトマトのスパゲティ ☆ 簡単・賄いパスタです

今が旬のズッキーニ、トマトを使った「賄いパスタ」をご紹介します。 材料が用意できたら、パスタを茹でながら、ソース作り。 あっという間に仕上げることが出来る一品です。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「料理用語ぼイタリア語」を、添付しています。 **************** ☆関連・おすすめレシピ & 記事 ****************** ズッキーニとトマトのスパゲティ (Spaghetti con zucchi

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【レシピ】フジッリ・ズッキーニのクリームソース ☆ 旬のズッキーニを食べましょう

夏野菜のひとつ、ズッキーニ(Zucchine)。 近年、日本でも、一年を通して手に入るようになりましたが、 やはり、旬の夏ごろには、瑞々しく、立派なズッキーニが出回ります。 ウリ科 カボチャ属 のズッキーニ。 カロテン、ビタミンC、カリウム等の栄養素を含みます。 オリーブオイルとの相性もよく、オイルで炒めることで、カロテンの吸収率が高まり、免疫力アップ、夏風邪防止にもなる夏野菜のひとつです。 イタリアでも、常備野菜として、よく使われています。 畑で収穫してすぐ、鮮度抜群の

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