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【試合前インタビュー】#3 澁田怜音選手 古巣対決への想い

新潟に移籍してきて24歳の若さでキャプテンを務めることになった澁田怜音選手。今シーズン初のアウェーの試合は、澁田選手が昨シーズンまで在籍していた滋賀レイクスとの戦い。試合に向けた意気込みをインタビューしました。


Q.キャプテンとしての重圧
自分はこれまで優勝経験や実績があるとか、何かを成し遂げたわけではないですし、失うものや変なプライドも持っていないので、特に重圧は感じていません。キャプテンだからといって特別な事をするわけではないし、キャプテンでなくてもチームのために動いたり、プレーではもちろん、コミュニケーションをとったりするべきだと思うので、キャプテンとして気を張っているというのは今のところありません。プロになってから周囲の選手を見ていると、コーチや他の選手と言い合う姿を見かけることもありました。そういうのも必要ですが、自分は言い合ったり感情的になるのではなく、相手の言っていることや不満を受け入れられるところも強みのひとつだと思っています。「あのコーチ合わない」「あの選手合わない」という考えもあるかもしれませんが、誰かと合わないのは自分のせいだと思っていて、誰かのせいにしないようにしています。今シーズンの新潟は若くて明るい選手が多いので、自分が気を張って明るく振る舞ったりしなくてもコミュニケーションがとれています。杉本選手が場を和ませてくれたり、池田選手が若手選手に常に話しかけてくれたりして助けられている部分が多いです。


~滋賀戦へ向けて~

Q.ルイス・ギルHCとの関係
大学の関東1部で毎年のようにインカレや全国大会に出場しているチームがある中で、僕は関東2部で高校でも3年生での1回しか全国大会を経験していなくて、インカレにも出場したことがありません。そんな中で最初B3のチームに所属してB1までルイスHCと戦ってきたので、彼がいなかったら今自分は新潟にもいなかっただろうし、プロを諦めてバスケットをやめていたかもしれません。僕の人生を変えてくれた人です。チームとして絶対勝たなければいけないし、勝ちたい試合です。ここで勝って勢いを付けたいです。


Q.どういうプレーで勝利を掴みたいか
元チームメイトや知り合いの選手との対戦は非常に楽しみです。チームから求められているプレーを消極的にならずに100%出し切りたいです。相手のコンセプトなどは変わっていないと思います。やられたら嫌なことは知っているつもりなので、そういう部分でしかけていけたらいいなと思います。古巣であることや知っている選手がいて、いつもより気持ちが入っていますし、そういう意味では楽しみな週末の試合になると思います。新潟に移籍が決まったときも、シーズンの最後の方に対戦して「怜音成長したな」と思ってもらうことが僕の目標で、それをモチベーションにずっとやってきました。少し対戦するのが早いですが、成長を魅せられるようにモチベーションを高くして臨みます。自分自身も試合を楽しみにしているし、皆さんにも楽しんでいただきたいです。


Q.滋賀のブースターの皆さんへ
1シーズンしか在籍していなかったので僕のことを知らない人もたくさんいると思います。昨シーズンたくさん応援してもらったことは僕の中で忘れられない思い出です。敵ではありますが感謝の気持ちを持って、敵味方関係なく皆さんに楽しい試合をお魅せできるように頑張ります。


Q.新潟のブースターの皆さんへ
開幕戦の会場が揺れるくらいのハリセンの音はびっくりするくらい驚きましたし心強かったです。そんなブースターさんが味方にいるということは僕たちのエネルギーになります。本当に鳥肌が立ちました。会場にお越しいただける方はもちろん、お越しいただけない方もいろんな形で応援していただけると嬉しいです。それが僕たちの力になるのでご声援よろしくお願いします。





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