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いろんな形があっていい。

アルバのプログラムに「企画活動」という時間があります。メンバーさんがテーマ、スケジュール、役割分担など自分たちで話し合って進めるもので、初回は「ご当地料理を作って食べる」。ネギ焼きと明石焼きをみんなで作っていただきました。(もちろん衛生面に細心の注意を払って)

簡単に思える料理でも、けっこう奥が深いです。グループで取り組むとなおさら。ふだんは見えない個性が顔をのぞかせたりして。「食べる」ことって人間にとって不可欠なものであると同時に、だれとでも共有できる「楽しみ」とつながっているからかもしれません。みんなで食べるご飯ってなんておいしいんでしょう!たとえ粉もんばかりで早々にお腹いっぱいになったとしても!!

明石焼きの形がバラバラなのはご愛敬。「あ~なんでもっと丸くできへんかったんやろ…(-_-;)」と落ち込んでもいいんです。なぜうまくいかなかったのか、どうすればもっとうまくやれるのか、いま学ぶことができたのだから。自分以外の他者と共同作業する中でしか経験できないことですよね。

日々さまざまな出来事があって、悩んだり、落ち込んだり、励ましあったりする姿がここにあります。多様な個性があるからこそ、学びあえるし助け合える。いろんな形があっていい。みんなで作った明石焼きのようにね。(S)