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7/24 JBCF-E1をメイン集団で完走するためのメソッド ~第54回 JBCF 東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2~

■目標

・3位入賞
沖縄やニセコで上位を争う選手やE1強豪選手など、アマチュアトップレベルの面子。今回は距離が102kmと長めなので、そこになんとかチャンスを見出して入賞に食い込めれば。

■コンディション

体重56.2kg CTL138 TSB+15

■機材

---BIKE---
ホイール:GOKISO GD2 クライマーホイール S-Spec 24mm
タイヤ:Continental Grand Prix Supersonic 23c 6.5bar
ギア:フロント52-36 リア11-25
プーリー:REDEAビッグプーリーC35
車体重量:7.2kg

ホイールは、究極の回転体GOKISO。
他のホイールに比べて脚を温存できるので、距離が長いレースでは後半の勝負所で大きなアドバンテージになる。

---WEAR---
ヘルメット:KASK UTOPIA
ジャージ:valette TTジャージ軽量モデル
ソックス:オンヨネ 腱力ソックス
インソール:田村義肢カスタムインソール
アイウェア:RUDY DEFENDER  tuning by eyecue

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photo by信州ふぉとふぉと館

---補給---
・ボトル×1
・羊羹×2
・ジェル×2

2時間40~50分のレースなので、ボトルは3本用意して1本をスタートから持参。もう2本は補給エリアに配置。

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今回は補給エリアに入れるチームメンバーが居なかったので、ボトルを買い物かごの上に置いて取る計画だったが、集団スピードでは結局取ることは出来ず・・・泣
ボトル1本で102kmを耐え抜いた。。

エネルギー系は30~40分に1個とる計画にして4つ。
結果的に羊羹が1つ余った。

■レース

作戦としてはレース終盤の決定的な勝負所で戦えるように、そこまでは集団内で温存。最後に力勝負で少人数のスプリントに持ち込んで。この作戦に至ったのは以下の3点から。

①前日のDAY1のレースで、有力選手が徹底的にマークされていて、最後は集団スプリント。不用意な動きは全て無駄足に繋がる恐れが高いこと。
②今日は距離が長く序盤からの逃げはリスクが高いこと。
③このコースで逃げ切るイメージが掴めないこと・・・(個人の感想です)

しかししかし、この判断は結果的に狙いとは180度異なることに。
①有力選手が集団内で落ち着いて入ったが故に、比較的大人数の逃げが序盤から形成。
②集団に有力選手がいること、あとは逃げ集団のチームメンバーが抑えに入ったこと?により、集団のペースが上がらずどんどん逃げとの差が拡大。
③その結果、逃げ集団の逃げ切りが確定。。

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102kmを集団内で走ってゴールしただけという、何ともつまらないレースをしてしまった。もちろん、そんな中でも展開はあって、最大3分以上あった差が1分40秒まで縮まった際には、松木選手、高岡選手を含む数名の追走ができ、そこにジョインしてさぁここからだ!というタイミングもあった。このレースで評価できる少ない点の一つに、そうした有力選手のペースアップにも余裕をもって対応出来たことが挙げられる。(自分は脚がフレッシュだったが・・・)

ここで、一つの格言を紹介したい。これは、2010年に新潟を代表するライダー うるたんさん から頂いた言葉である。

レースは常に積極的に行ってください。
チャンスはみんなに平等に来るんじゃなくて、
前にいる人にだけ
何回もやってくるんですよ。

ロードレースは、フィジカルだけでなく、展開に対応できる位置取りや嗅覚が大事になる。そのためには、集団の前方に位置して常にレース展開を把握して次の展開を考えながら走ることが重要だ。リザルトを狙う選手には、ぜひこうした動きを徹底してみて欲しい。

それを知りながら集団後方にいたのは、終盤に備えていたこと以外に、落車があった時に安全に回避できる位置だから。先日の葛尾もそうだったが、どうも恐怖感というか怪我は出来ないという感覚が先行してしまって、いまいち内から出て来るオラオラ感が以前より低い。レース後にリザルトに悔しさを感じるので、まだ競技者としてはやっていけそうだが、高速となるロードレースへのエントリーは今後考える必要があるかもしれない。

2h42m 215w NP212w Max737w 155Tss 1611kj

■E1をメイン集団で完走するためのメソッド

まずはE1カテゴリーに上がって集団でこなせるようになりたい、そう目標にしている選手も少なからずいると思う。自分がこれまで長くE1カテゴリーを走り、その他沖縄やニセコを先頭集団で走れたことから裏付けられたメソッドを紹介したい。

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意識の仕方、ちょっとの工夫、継続、そんな少しずつの積み重ねで、同じ練習内容でも得られる結果は変わってきます。沖縄4位、ニセコ総合優勝、国体ロード7位、乗鞍2位、Mt.Fuji優勝、数々の戦歴を残してこれました。いまは年齢に抗いながら、新たな工夫や意識を加えながら日々努力。一緒に頑張りましょう!!!

40代半ばのサラリーマン。そんな筆者が、家庭と仕事のバランスに苦悩しながら、ツールド沖縄、ニセコクラシック、マスターズ全日本選手権で上位を…

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