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明日(土)、雨の浅草、撮るぞ!    撮影会+Viewing(別日)   PHOTO Setion & Book! そのほかいろいろ。

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COLD RAIN  冷たい雨にうたれて♪
天気予報をみると、明日は絶好の雨日和。撮影会で何度か雨の日にぶつかることもあったが、いつも途中で晴れたりなんとかなっていた。でも明日は絶望的に、絶好雨のようだ。
カメラマンには二種類あって、晴れ男か、雨男。雨男は仕事ではあまりよい勲章ではない。もっとも雨こそ降らず、曇天の暗い日で、それはそれでうまくいった撮影もある。晴れてなくて撮れる写真。被写体とコミュニケーションが取れずに、なんだかなあと思っていたら、現像してみると普段と違う表情でよかったなんてこともあった。写真はあくまで、現実に左右されるから、その思い通りにならないところがまた面白いのである。めげずに発見すればいいのだ。
もっともコマーシャルなどは、最初から完成イメージがあるので、天気を待つことになる。昔コーセーのキャンペーンで、サイパンで撮影をしたとき、毎日毎日雨で、最初の1週間ぐらいひたすら待った。僕たちは朝、撮影をするかどうかの判断をするだけで、それまで寝ているが、モデルやスタッフは天気が分からないので、毎日朝3時ぐらいから準備をする。
アジア圏は緯度が低いので、逆光を使うのでなければ、順光やサイド光など基本朝の光を使うことが多い。夕方の光は刻々と色温度が変わるからだ。
ヨーロッパのようにギラギラの光なのに斜光の時間帯が長いと、ずっと撮りやすい。
今は、なんでも合成でまにあわせてしまうけど、かつてフィルム時代はよほどのことがなければ合成しない。

R0034976浅草1920

CRP TOKYO or JAPAN の撮影会+アンソロジーデジタル版写真のプロジェクトはもう、20冊以上出版している。ひとり20ページから30ページが掲載され、個人の写真集とは違ったリアリティがある。そして参加している面々がどんどんうまくなってゆく。気負いもなく、リラックスして撮るからだろか。
今回参加者の中の2人が、当日参加ではなく、他の日にひとりで撮りたいと言った。そうか、それはそれで面白いかな、と思った。明日、参加したい人は参加する。まだ三蜜にこだわっている人もいるのだろう。
そこで思ったのは、この撮影会の初期のように、撮った写真の、批評会(Viewing)をしたら面白いのではないかと。ただ撮影会と批評会を同じ日にするのは結構きつく、時間もかかるので、途中から撮影会と写真集だけにしぼった。
今回からは、撮影したら2週間ぐらいで30点ぐらいを選び、別日、たぶん土曜日になると思うが、ビューイングを開催しようと思う。そして写真の選び方や、並べ方、編集、レタッチの話など、漠然とではなく、具体的に、撮った写真を使って、皆で考えようと。
だとすると、撮影会に参加できなかった人も、ひとり撮影会として決まった期間に撮影し、それをアンソロジー写真集にする。
皆と、同じテーマで撮影するだけで、正直僕は僕の撮っているすがたを見せるだけで、何も教えていない。
撮影とは元来、直観的でよいと思うが、セレクトや編集はロジックがある。
予定としては、撮影会は明日17日だが、今月中に撮った写真はOK。ひとり30点を選ぶ。ビューイングの日は11月7日か、8日。どうだろう。

ちょっとそんなことを思いついたので、もし参加希望者は
下記から、申し込んでください。

17日の撮影会に参加できなくても、ひとり撮影会を決行し、
写真集用に30点の写真を選べば、写真集には参加できます。
11月7日(土)に、セレクトや編集などのビューイングを行います。


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