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新発売!CRPFOTO写真集 2023年6月 JR”田町駅界隈!”今年の狂った真夏ほどではなかったが、十分暑かった6月。17名のPhotographerが切り取ったTokyo.ひとり30点のSNAPSHOT!

★9月12日PM4時~17日PM4時まで無料の予定
CoverPhoto Huynam
そのなかで、この時代にフィルムで撮っているヒュナン(Huynam)さん。上智を出て、CM制作会社をやめ、これから何をするのか。イラストを描き、写真を撮る。しかもフィルムは、ネガカラー1本だけ。そのなかから厳選した30点。写真はローテクのほうが写るんだね

12日の夕方から5日間無料!この機会に。なんと今回は512ページもあります。⇩


JR田町駅界隈 車生活だったので田町駅の印象はあまりない。フォルクスワーゲンゴルフを3代にわたりの乗っていたので、芝浦側のヤナセにはよく車で行った。となりと浜松町との間に大ガードがあり、このあたりいったいは、道は広いが、殺伐とした道が多かった。地図を見るとヤナセと田町駅はちょっと離れていた。かつては海で、埋め立てた後は田畑が広がっていたらしい。田んぼから町家になり、そこから田町という名前が生まれたらしい。真意は不明だが。今、再開発され駅前はビル立ち並んでいる。ずっと歩くと巨大なレイボーブリッジにぶつかる。対岸はお台場だ。 三田口は、NEC本社と慶應義塾大学だ。大学とはいいところだ。たいてい誰でも入れるように開かれている。今回もカメラを持ってぞろぞろ入ったが何も言われない。昔は警察も簡単には入れなかった。大学自治が最重要だった時代だ。 NECも昔、パソコン以前、FAXやワープロ、その他の広告の仕事をやっていた頃、何度か訪れたことがある。当然車で行くので周辺の町を見ることはなかった。車生活は便利でも、目的地で降りるので周りの町を知ることはない。だから僕の東京の町は、僕頭の中で点の集まりだった。そういう意味ではスナップすることは町を知ることだ。観察することは人間の一番の知的作業だろう。記録はかってにカメラがしてくれるので便利だ。 もっとも写真を撮るときの観察は、絵かきの観察とは違う。昔、アシスタントの時、横尾忠則さんと師匠である篠山紀信さんとインドを旅したけれど、毎晩夕食の時、横尾さんはその日の感想をずっと喋った。 風景や人間、動物、色彩や形状や表情、その匂いまで克明に観察していることに驚いた。 カメラマンって漠然と見ているのだなと。 それは悪いことではなく、細部はカメラが記録してくれる。 人間はもっと被写体のオーラのような本質を感じているのだ、と今の僕なら思う。


Akiko Kurata
Ari Hatsuzawa
Manabu Hatakeyama
Shigeaki Aono
Tatsuya Sato
Terumasa Arima
Teruyo Fukumoto
Yoshinori Kamei
Yoshitada Nagamori
U Yamaguchi
Yuichi Oide
Yukiko Suzuki
Ogawa Yuna
Yuta Hirakubo

申込み9月24日㈰JR大崎駅 PM1~ 撮影会⁺写真集 募集!


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