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2022年7月29日(金)岩波ホール閉館 モノクロ写真は、1968年9月12日㈭、19歳の僕が無名の重信房子を2枚撮った日

54年後の神保町交差点

モノクロと同じ位置から撮った、2022年6月9日神保町交差点 左側が岩波書店のビル
最後の映画、ヴェルナー・ヘルツォーク監督のドキュメンタリー映画、伝説の紀行作家 ブルース・チャトウィン「歩いてみた世界」7月29日まで

神保町の岩波ホールが7月29日をもって閉館になる。何度この映画館で見たろうか。10回ぐらいは見ているかな。いつもちょっと変わったいい映画を上映している。最後の映画がドイツの映画監督ヘルツォークの記録映画だ。
彼の映画はずいぶん前に、アマゾンのジャングルに劇場を作るといった「フィッツカラルド」という変わった映画を見たことがあった。この作品のなかで紹介されていた映画はどれも見たくなった。
約90分。眠くなったらどうしようかと思ったが、映像もきれいだし、次どうなるのか展開もはやく、楽しめた。フィクションと違って、見ながらいろいろ気づきがあった、何かを創ろうと思っている人間にはハッとすることがある。


1968年9月12日 駿河台 無名の重信房子

一番TOPの写真は、大学2年、江古田がバリケード封鎖され、1年間休みだった折、バリケードを出た僕は、写真を撮るようになった。この日は、神田カルチェラタンのあと9月12日、道路にはまだ敷石があり空を飛んだ。僕はヘルメットもかぶらず、ペンタクスSPに55mm1.8と、コーワSW28mmで撮りまくった。フィルムはトライX。気が付くと機動隊の来襲。逃げると追いかけられるので、向かっていった。若いと、楽観的だから撮れるのだろう。


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