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写真家と天気

本日、CRP TOKYO 撮影会+写真集 
朝10時半、富岡八幡宮の鳥居の前
参加者の皆さま、よろしくお願いします。
ところで、この晴天、11時ぐらいまでのようなので、
晴れが、好きな人は、
少し早めに来て、撮ると良いと思います。
写真を撮る人は皆、天気予報に敏感です。
最近は、ネットで時間ごとの雲の流れまで、
見ることができるので、
かなり予想可能になりました。
かつては、そんなものないので、
特に梅雨時、東京は雨、3時間圏内で東京とは
違う場所をさがし、
それは下田。すぐに東急ホテルに電話して
天気の状態を聞きました。一日晴れ!
東名で、沼津から3時間で、下田にワープしたことがあります。
当時は、現在の天気が分からないので、目的の場所によく電話してました。
写真家は天気図を読むことも大切で、
かつてスエーデン、オスロで撮影中、土砂降り。
天気図を見たら前線にかかっていて、
200キロ南のイェーテボリは晴れ。
高速を2時間移動して無事晴天。
写真家には、晴れ男なる、奇跡が必要で、
もう何度、救われたかわかりません。
でも、運だけではなく、ちょっとした気遣い、
朝起きて、空を見て、もういちど天気図をチェックして、
撮影開始をすこし早くするなんてことは、日常のことです。
もっとも、写真家によっては、
晴ればかりがよいわけじゃなく、
昔はカラーで撮るときは、ワンパレ?(僕は使わない用語なので正確な字は忘れた)といって、晴れた空に、薄くベールのような雲がかかった状態(ディフューズ)がベストと言われました。というのも、
昔のカラーフィルムは、ラチチュードが狭く、強い光をとらえるのがかなり難しかったからでしょう。
それに雨好きカメラマンもいて、
実はそれぞれの天気には良さがあります。
スナップは、雨が風景を変えます。
僕は基本晴れ男ですが、
実は、分裂症的晴れ男で、
一日の間に、晴れ、雨、雪もしくは猛暑、嵐なんてことがあり、一日でさまざまな写真を撮ったこともあります。
まあ、かつては天気予報を読めることも写真家としては必須でしたが、今や、iphoneで簡単にいろいろ知ることができる時代
便利な時代です。
ですので、今日、撮影会に参加の方は
iphoneが、教えてくれてるように、少し早めに行って
30分でも撮ると、あとの曇りの写真が、ぐっと生きることに
なります。
それでは、参加者の皆さま、
そしてこのテキストを読んだ皆さま、
素晴らしい一日を楽しみましょう。

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