根石岳〜快適な夏沢鉱泉&登頂前はめちゃ強風
根石岳は八ヶ岳の1つで、冬山初心者におすすめされる山として紹介されることの多い山。私も2000mを超える冬山登山は初めて。
1日目は桜平まで車でそこから夏沢鉱泉まで登って終了。
泊まったのは非常に快適な夏沢鉱泉。
オーナーの浦野さんによると、数年前に建て替えたらしく風力、太陽光発電を利用、日本で初めて水洗式トイレ導入した山荘らしい。
食事が豪勢で美味しい。生ビールも飲める。
2日目、夏沢鉱泉から根石岳を目指す。
登山道では冬ならではのものが見られる。
寒さで中の水分が氷、樹木が割れてしまう凍裂。
空気中の水分が木々に凍りつく霧氷が美しい。
根石岳前の箕冠山。ここから先が強風地帯とは思えないくらい、ここは静かな樹林帯。
ここでバラクラバを装着。中間着を着る人も多いが、汗っかきで暑がりな私はそのまま行くことにした。
ちなみにこの日、山荘地点の気温が−5度。服装は、ミレーの網網のアンダーウェアーにモンベルのジオラインラウンドネックシャツ、ウィックロンロングスリーブシャツにパタゴニアのハードシェル。汗っかきの自分にはこれくらいでちょうどよかった。
そして根石岳ピーク前の尾根。話には聞いていたが確かにすごい強風が横から殴りつけてくる。
そして何も見えない。視界は数十メートくらいか。
ただただ風の音がすごい。
時々くる突風に体勢を崩されないように姿勢を低くしながら前に進む。
そうして15分ほどで登頂。しかし残念ながら何も見えない。。。
晴れていた日の景色を妄想しつつ、下山。
しかし皮肉なことに夏沢鉱泉に戻る頃には晴れ間が広がってきた。
やっぱり冬は青空と白い雪のコントラストが美しい。
帰りは縄文の湯に立ち寄る。
その近くから八ヶ岳全貌が見えた。
また天気の良い日に登りにきたい。
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