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子宮全摘開腹手術からもうすぐ2ヶ月〜療養時代をなつかしむ

多発性子宮筋腫で一番大きいもので13センチ、開腹手術で子宮を全摘した50代です。

一つ前の記事

1ヶ月の療養生活を終え、気がついたら仕事に復帰して3週間くらい経ちました。

一つ前の記事では、まだ職場に復帰したばかりで仕事もさほど忙しくなく、療養気分が抜けていなかったと思います。

療養生活のおわりごろには、体ももとに戻ってきて少し退屈しかけていました。ちょっと外に出たいな、なんていう気持ちも残っていたころです。

普通の毎日に戻る

普通の生活サイクルに戻った今、疲れが出始めています。

そして、1ヶ月の療養生活が、まるで青春の日々のようにまぶしく思えます。家にいて、ゆっくり家事をしたり、お昼寝したり、今日はたくさん歩けるようになったと喜んだり、お腹がしくしくしたらまた横になったり、とにかく体のことを最優先に過ごす生活。

もうあの日々は戻ってこないのだろうか…

ループ生活

週5日、毎日仕事に行って、帰ってきたらご飯作って洗濯たたんでお風呂入って寝て、次の日起きたらすぐ弁当作ってご飯作って洗濯して、また仕事にいって、帰ってきたら家事をして、風呂入って寝て起きたら家事をして…の無限ループ。

ゆったりと自分の体と向き合っていたのは本当に数週間前のことなのだろうか。

手術の傷跡はどうなったかな…とか、お腹がしわしわしてるわ、とか…そんなことに構っている暇もなくなりました。

体がもとに戻ってきた証なので、ありがたいことではあります。お仕事があることだって、本当にありがたいことです。

違和感

ループ生活に違和感を覚えたので、息子に言いました。

「お母さんは前世はお姫様だったのだと思う。こうやってあくせく働く労働者のような生活は向いてないみたい」

すると子は言いました。

「誰でもそうだよ」

元気になると気になる人の細かい行動

大きい問題に直面していると細かいことは気にならなくなるけれど、大きい問題がなくなると些末なことでくよくよ悩みます。

手術直後は体のことで精一杯、痛みがなくなったら感謝、熱が下がって感謝。歩けたら感謝。感謝感謝だったのに、

体調が戻ったが最後、他人からのちょっとした悪意(でないかもしれない)に敏感に反応して、嫌な気持ちになったり、いつまでもくよくよと気になったりしてしまいます。

体調について

体調は元通りになったかと思ったのですが、手術からもうすぐ2ヶ月になろうという今、時々お腹のシクシクする感じがぶり返すことがあります。腹帯を外したせいかもしれませんし、仕事に復帰して疲れが出てきているのかもしれません。

体には違和感はなく、子宮がなくなった自覚症状もありません。手術後にだぶついていたお腹の皮も少しへこんできました。頻尿も治りました。

そしてここ1週間くらいは常に体がだるくて重たい感じが続いています。これは手術で体力が落ちているところに仕事や家事や人間関係がいつも通りに降りかかってきたせいで、疲れが出ているのだと思います。

ゆっくりすることを意識する

来月も、仕事も家の用事もたてこんで忙しくなりそうなので、前回のように「私は釣りバカ日誌のハマちゃんになる」なんて言っていられなくなりそうです。

でも、せっかく療養期間でゆっくり自分の体調と向き合う時間を経験したので、やっぱりストレスをためないことを最優先にしていきたいと思っています。

自分で自分をお姫様のように扱ってあげるというのは、自分が意識すればできることなのかも。

▼手術の記録はこちら


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