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開腹手術から9か月〜子宮筋腫で子宮全摘

昨冬、健康診断を受けて子宮筋腫がかなり大きくなっていると指摘され、検査の後、春に子宮全摘手術を受けました。

1週間の入院後、自宅療養3週間を経て職場復帰。
3ヶ月目の検診も特に問題なく、通院もなくなりました。

そして今は冬。手術からは9か月が経ちました。日々の生活あれこれに気を取られ、手術をしたことすらすっかり忘れて暮らしています。

お腹の傷は

ヘソの下10センチくらいのところに横一文字に切った痕が15センチくらいついています。夏頃には傷跡は黒っぽい色になっていました。冬の現在、傷跡は白っぽくなって、かなり肌と同化してきています。

手術直後に、回診に来たお医者さんや看護師さんが口を揃えて「傷口が綺麗〜」「きれいに縫ってるね〜」と言っていたのですが、その時はまだ傷跡もまだ赤いし、傷の上にお腹の肉が段になってかぶさっていて「これのどこがきれいなの」と思っていました。

しかし、こうして9ヶ月経ってみると、執刀医の先生が丁寧に縫い合わせてくれたことがよくわかります。

傷はスッと一筋の線になっています。ほとんどお腹のシワのような感じで、かなり自然に肌と馴染んできました。銭湯に行ってもそれほど目立たない、かなりジロジロ見ないと傷口とはわからないのではないかな?という状態にまでなっています。

正直最初の数ヶ月は、趣味であるサウナにもいく気になれないようなお腹の傷跡だったのですが、いま鏡を見ると、これならスーパー銭湯に行けるなあという気持ちになっています。

手術の直後は醜くぶよんとなっていまお腹の皮も、今はかなり引き締まってきました。時間が経つと綺麗になるものです。時を経ないとわからないことってあるものです。

良い変化

もともと特に困った自覚症状もない子宮筋腫だったので、辛い症状に苦しんでおられた方に比べると劇的に生活が改善されたということはないのですが、良いことはいろいろありました。

手術をして頻尿が改善されたことがまず大きな変化でした。

そしてもう一つ、足のが少し細くなった気がします。子宮筋腫のせいか、かぶらのようにむくんでいたふくらはぎが、大根くらいの太さに戻ったのではないかと思います。

生理が来なくなったことは本当に快適です。卵巣は残っているためか、特に更年期などの症状も出ていません

子宮がなくなった喪失感で落ち込む方もおられると聞きますが、私の場合はパートナーもいないし、年齢的に出産をする可能性もないこともあってか、全く何も感じませんでした。将来子宮の病気になることはなくなったので、むしろ安心感もあります。

悪かったこと

手術は体力的にかなり負担がかかっていたと思います。そのせいかと思うのですが、入院前に比べ、退院後は白髪が増えたように思います。

今思うと手術後の2、3日目はいろんな管が繋がれていてしんどかったし、熱がでたり血圧が下がったり、夜眠れなかったりしていました。しばらくは傷口を庇いながらよろよろとしか歩けません。

帰宅してからもトイレで踏ん張ることができず排便の際は四苦八苦していました。つま先を立てることでスムーズに出るという技をYouTubeで見つけてからは随分楽になりました。 

手術から9ヶ月後

手術で子宮筋腫を摘出したことで、体調は良くなった感じがします。物事に集中できるようになったような気もします。6月から勉強をスタートし、国家資格試験にも合格できました。

手術をして良かったと思います。

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