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2018年6月 アラカンParis1人旅②誕生日記念撮影【パリの旅程】

2016年から2019年までのパリ1人旅の旅程をご紹介します。
いつか、誰かのお役に立てれば嬉しいです。

誕生日はパリで!1人旅は最高!

誕生日はいつも1人。せっかくなら誕生日を大好きなパリで迎えよう。
2017年からはじめて2度目、この日のために仕事を頑張りました!

【旅行期間】7泊9日
【予約方法】個人予約(エミレーツ航空・アパート
【航空会社】エミレーツ航空
【宿泊エリア】16区
【服装】アウター:ジャケット(スエット素材)、スプリングコート/トップス:ノースリーブTシャツ/ボトムス:デニム・夏用ワイドパンツ/夏用ストール
※6月でもウルトラダウンジャケットは必需品

【1日目】ドバイ経由でパリへ

昨年に引き続き、エミレーツ航空でパリへ

羽田発0:30、ドバイ空港経由、CDG20:00着

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ドバイ空港6:15着、美しい朝陽が観られた。
今回は沖止め・・・6月のドバイが素晴らしく蒸し暑いことを知る。

ドバイ空港のラウンジでくつろぎながらパリ行を待ちます。

【2日目】パリ滞在はマルシェで買い出しから・・・

朝からの雨で濡れた路面でサンダルが脱げる。

そして、転ぶ。

私も驚きましたが、私の後ろを歩いていたパリ市民女子が一番、驚いていた。

転んだ拍子に落としたスマホを拾って頂く。
いつものことながら、旅先の親切は心に染みます。

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Marché Président Wilson(IENA) マルシェ・プレジダン・ウィルソン(イエナのマルシェ)【パリ16区】

パリ滞在のスタートは、マルシェで買い出し。

日本のガイドブックやブログではイエナのマルシェと書かれることが多い「Marché Président Wilson」

アパートの近くで有名なシェフも仕入れに来るほど質の高い食材が揃うメトロの駅1つ分の大きなマルシェです。

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この時期の旬のホワイトアスパラ、バターソテーで頂きます。
アスパラは1本から他の野菜も1人分の少量でも購入できます。

ポーズを決めて写真を撮らせてくれるムッシュー

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初夏のマルシェには、フランスの香りがぎゅっと詰まった色とりどりの美人さんたちが並びます。

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食材を一旦、アパートに置いて、誕生日記念のために・・・

スタジオアルクール

8区から16区に移転した写真館、StagioHarcourt(スタジオアルクール)

アラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーヴなどフランスの映画スターから政治家まで著名人を撮り続けた1934年創立の写真スタジオです。

スタジオで撮影すれば恐らく最低15万円から30万円以上

セルフキャビンなら10€

撮らない選択肢はどこにありません!!

スタジオアルクールセルフキャビン

セルフキャビンはパリ市内に複数設置されていますが、私が選んだ場所は、「Carrousel du Louvre」

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ルーヴル美術館最寄り駅Palais-Royal Musée du Louvre駅直結の地下ショッピングモール内、カルーゼル・デュ・ルーブル入口付近

スタジオアルクールの特徴、深い陰影を強調した作風はセルフキャビンでも健在。

今まで見たことがない自分の写真

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スマホの自撮と比べると同一人物とは思えない仕上がり

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これをFacebookにポストしたらスタジオアルクールにシェアして頂きました。
とことん、記念になりました。

王宮の庭 パレ・ロワイヤル

写真を撮ったらサクッと地上に戻り、パレ・ロワイヤルで

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パリで焼き鳥を食べる

回廊のレストラン「グラン・ヴェフール Grand Véfour」は残念ながら満席、近くのビストロでランチを頂きました。

前菜のキヌアに魅かれましたがメインはブロシェット・・・と言うより「焼き鳥」ですね(笑)

誕生日のランチ、パリで焼き鳥を食べる。

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ルーヴル美術館を散歩

コレクションの素晴らしさは言うまでもないルーヴル美術館は、ちょっとした食後のお散歩にちょうど良い。

いつ訪れても世界中からの観光客で溢れています。
2020年の今は、ありえないほど人がいない・・・ニュースが悲しい。

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右岸のルーヴル美術館と左岸のオルセー美術館を往来できる橋の1つ、キャルーゼル橋からオルセー美術館のほぼ全景が見渡せます。

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帰りは地上から
パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅

21時過ぎまで明るい6月は、ふと気づくと女性1人歩きには不向きな時刻。

周りは明るくても人の流れは変わりますから21時までにはアパートに戻るようにしています。


【3日目】マレ地区散策

Le Marais(ル・マレ)、長く貴族が居住した地域に最先端でオシャレが集まるマレ地区を散策

サン・ポール・サン・ルイ教会

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日本のような梅雨はありませんが、急に雨が降り出し、急に止む雨には傘よりも教会で雨宿り。

サン=ポール駅近くでファサードに王の紋章があるサン・ポール・サン・ルイ教会で「贅沢な雨宿り」

雨が止んだので気の向くまま街を歩く。
マレに限りませんが、絵になる街は、歩きたくなります。

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パリ最古の王宮広場 Place des Vosges(ヴォージュ広場)

1612年にアンリ4世によって作られたパリ最古の広場「Place des Vosges(ヴォージュ広場)」

全力で観光に夢中だった2016年、2017年とは変わって、パリに居ることが目的になったのはアパートに滞在するようになってからだと思います。

何もしない時間を公園のベンチで過ごす。

「常に考える」日常から解放される時間です。

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【4日目】クスクスを求めてメニルモンタン界隈からサン・ドニへ【パリ19区・パリ10区】

パリ滞在中に日本食が恋しくはなりませんが、スパイシーなクスクス料理が食べたくなります。

「クスクスが美味しい」と評判のビストロは、移民が暮らすエリアに多い。

「治安が悪い街」と言われるパリ19区

「クスクスが美味しい」と評判のビストロは、Ménilmontant(メニルモンタン駅)が最寄ですが降り立つと「観光スポット」では見ることがない風景があります。

移民が多い街は、日本人が思う「西洋人」とは違う面立ちの方々が多い。
目鼻立ちがハッキリ、クッキリ。

ドバイでUAEの方々、労働者の街のインド、パキスタンの方々に出会いましたが、一見とても怖そうな面立ちでもとても優しい方々が多い。

この19区も「一見、怖そうでもいい人」がいらっしゃいますが、「一見、怖そうで本当に怖い人」も居るので緊張します。

なぜかWI-FIの繋がりが悪いだけで、危険だと思う事はありませんでしたが、暗くなったら1人旅の女性が立ち寄ってはいけないエリアでもあります。

「クスクスが美味しい」と評判のビストロは、定休日。

もう頭の中がクスクスになっているので、10区のサン・ドニ門近く「Le Zerda Café(ゼルダ・カフェ)」へ

Le Zerda Café(ゼルダ・カフェ)

yelpの評価が高い「Le Zerda Café(ゼルダ・カフェ)」
最寄駅のストラスブール = サン・ドニ駅から迷いながら到着。

テラス席に座ると向いで食事をされているアメリカ人男性に日本語で声をかけられました。

以前、名古屋に暮らしていて日本人の彼女がいたらしい。
聞いていないけれど…「日本が好き」という言葉には嬉しいですね。

日本在住経験のある方は、パリ居るアジア人を日本人と直ぐにわかってもらえることも嬉しいですね。

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お腹が膨れすぎました。
早々にアパートに戻る。

【5日目】サン=ジェルマン=デ=プレ散策

左岸にある6区のサン=ジェルマン=デ=プレ地区は、シックで洗練された知的な街。

この日は、昼から夕暮れ間際までサン=ジェルマン=デ=プレを散策しました。

【6日目】マルシェ・アリーグル【パリ12区】

パリ12区にある「マルシェ・アリーグル Marché découvert Beauvau (Marché d’Aligre) マルシェ・デクーヴェル・ボーヴォー」は、月曜日以外営業している旅行滞在中にマルシェに立ち寄りたい旅行者に嬉しいマルシェです。

土日は、蚤の市なブロカントも開催しています。
ブロカントで掘り出し物を見つけたい人には、お勧めのです。

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それほど広くないアリーグル広場を何周回っただろうか?
「また会ったね」と苦笑する店主と拙いフランス語で会話も楽しい。

観光客も多い場所なので英語が使える出品者もいらっしゃいます。

中央に写る五角形のガラスの小物入れを買いました。

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屋内の魚屋さんに並ぶ美味しそうなお惣菜の数々・・・
私のパリ生活の当面の目標、ここの惣菜全制覇!

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目移りしながら2品をチョイス、マルシェから3分ほどの公園のベンチで頂きました。

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エビのアヒージョ的な・・・500円程度
キヌアとエビのサラダ・・・250円程度、どちらも100gづつ

どんだけエビ好きなのか(笑)
ガーリックが効いたオイルにぷりぷりのエビ、キヌアサラダはレモンの酸味がいい!

このチョイスは、我ながら正解でございました。

プラスチックのカトラリーは有料で50¢(無料のお店もあります)
これ以来、街歩きにプラスチックのカトラリーを持ち歩くことにしています。


サン=ルイ島へ

「パリ発祥の地」サン=ルイ島へ

アリーグルのマルシェからバスティーユ広場までは徒歩10分ほど。
次の行先を特に決めていない。

途中、サン=ルイ島のシュリー橋行き87番のバス停を発見。
昨日、何度も通ったサンジェルマン大通りの始点の橋です。

無類の「始まりフェチ」なので乗ります!乗ります!!
日本と同じ、バスは、手を挙げて乗車します。

サン=ルイ島でも観光客が訪れるようなスポットが少ないこの辺りはとても静かで落ち着いた高級住宅地ならではの景色が続きます。

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サン=ルイ島の真ん中、トゥールネル橋からのノートルダム大聖堂。
まさかこの1年後に尖塔が焼失するとは…
尖塔があるこの景色は2度と見ることができない。

人も場所もいつまでも同じではいられない。
「いつか」と「幽霊」はないと思って今を行動する。

2016年、娘を連れ来て良かったと本当に思いました。
焼失後の2019年にも娘と訪れますが、焼失前を知っているだけに感じ方が違います。

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サロン・ド・テ「マミー・ガトー(Mamie-Gâteaux)」【パリ6区】

トゥールネル橋からバスに乗って左岸へ

日本人女性がオーナーのサロン・ド・テ「Mamie-Gâteau(マミー・ガトー)」

オーナーのご主人かな?レジ前の男性が日本語で話しかけてくれました。
旅先で日本語を聞くとホッとする。

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数少ないテラス席でタルト・オ・シトロンと紅茶を頂きました。

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日本のガイドブックに載るサロン・ド・テですが、日本人観光客より地元の方々が多い印象です。

実際、頂いたタルト・オ・シトロンはとても美味しかったです。

マミー・ガトー(Mamie Gâteaux)
【公式サイト】http://www.mamie-gateaux.com/
【営業日】火曜日~土曜日
【営業時間】11:45~18:45

Square Boucicaut(スクエア ブシコー)

マミー・ガトーからアパートに戻る。
Sèvres - Babylone(セーヴル・バビロン駅)からメトロに乗りますが、その前に公園へ

毎日、エッフェル塔

パリ滞在中はどこに宿泊しても必ずエッフェル塔。

まして、トロカデロ広場へ徒歩15分のアパートですから1日の終わりはシャイヨ宮からエッフェル塔。

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日暮れが遅い6月、エッフェル塔の点灯も遅くなります。

上が20時前後、下は21時頃。

物売りもグループの賑わいも新婚旅行らしいカップルも全て横目で階段に座りながらボケッと点灯を待つ。

最後は、アパートのバルコニーから25時5分を待つ。

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【7日目】アレクサンドル3世橋を渡って右岸と左岸を行ったり来たり

アパート滞在は室内清掃時間など気にせず、時差を気にしないメール、時差を考えながらのテキスト通信、音声通信アプリを使って、日常と変わらずにパリ滞在中も仕事ができます。

この日は、少し仕事に時間を使いすぎました。

16区から遠くない範囲で残り少ないパリ滞在を惜しみながら、気の向くままに・・・

グラン・パレ

1900年のパリ万国博覧会のメイン会場として建設されたGrand Palais(グラン・パレ)は、常設の美術館、展覧会会場、パリコレのコレクション会場として使用されています。

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パリ市立美術館Petit Palais(プティ・パレ)

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セーヌ川にかかる橋の中で一番美しいPont Alexandre III(アレクサンドル3世橋)を渡って左岸へ

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Air Franceのオフィス

Air Franceのロゴには妙に反応します。

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アンヴァリッド広場

オテル・デ・ザンヴァリッド(仏: L'hôtel des Invalides)はナポレオンが眠る場所。
その前に広がるアンヴァリッド広場の芝生にはくつろぐパリ市民。

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パリ市民のフリしてくつろいでみる。

【8日目】モードの帝王 イヴ・サンローラン美術館【パリ16区】

パリ滞在最後の日は、16区のアパートから近いイヴ・サンローラン美術館(Musée Yves Saint Laurent)へ

この年の前年、2017年10月にオープンしました。

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ガリエラ・モード美術館の庭園

モードな気分で…この日のランチは、ガリエラ・モード美術館の庭園で。

ガリエラ・モード美術館は、ルイ王朝時代から現在のオートクチュールまでの衣装やアクセサリーが展示されています。

そして、この庭園は美術館に入館しなくても無料で利用する事ができます。
ありがたくも、ランチの場所としてだけ使わせて頂きました。

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Mini Palais(ミニパレ)でエレガントに過ごす最後の夜

最後の夜は、パリ在住の日本人女性とMini Palais(ミニパレ)のテラス席で

それぞれドリンク1杯だけ注文して19時頃から24時過ぎまでゆるゆるとお喋り。

売上に貢献しなくてもほっておいてくれるから居心地が良い。
良すぎて長居をしてしまいます。

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【9日目】最後の日のcaféで…

最期の日の最後のcaféで

目があいました(笑)

メトロでもcaféでも飛行機でも犬と一緒に過ごせる街。

“落し物”もありますが…

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最後に

今回の旅程は、はじめてパリを訪れる方にとってはあまりお役に立たない、「海外旅行」としてもあまり合わない過ごし方ですが、ゆったりと休暇を楽しめる滞在でした。

お役に立てましたらサポートをお願いします。 これからも喜んで頂けるように精一杯頑張ります。