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同人アンソロジーへの道のり1(準備:事前決定事項)

先人の経験談などを拝読し事前知識のつめこみをある程度済ませ(↓まずはこちらの記事でご紹介した参考サイトさまたちを是非一読ください!具体例も書いてくださっていて本当に本当にお世話になりました)、いよいよ実際の準備にとりかかります。
告知や人様に声かけなどをする前に、備えあれば憂いなし。


心構え(気合い)

アンソロ企画しようぜ!の背中を押す記事はたくさんありますが、個人的に主催は裏方であり、連絡事項のやりとりや編集等、事務仕事がメインだと思えるかどうかは大事だなと思いました。
大前提としてその本を作るのに自分の生活の時間とお金、そして気力を充てるということに覚悟がないなら、わざわざアンソロの主催をやらないほうがいいかもしれない、ということも一応書いておきます。

人様から原稿をお預かりするということは、その人の物理的な時間と、その作品を生み出す為に莫大な労力を費やしてくれとお願いするということ。

何かしら作品を仕上げたことがある方なら、それを作り上げるまでにどれだけ気力体力時間がかかるか、どれだけの愛情でもってそれができるのかわかっておられるとは思います。(かつ下調べとしてこの記事を読んでくださってる時点でもうひたすら応援しております!)
個人的な体験ですが、やり遂げた先の景色はそれはもう素晴らしく、感動しっぱなしでした。

自分の原稿を仕上げることにプラスして人様の原稿を預かり本の形に編集していくのがメインの作業と思って、せめて自分の原稿のコントロールができるよう、もし「自分、考えなしのギリギリタイプだな…」と思う方は少しだけ落ち着いてください。
勢いはとても大事なんですけども、自分1人のことだけではないのでね。
(突発)個人誌を出される方はそれだけで皆の救いになりますし。

流れ

諸々決定事項をつめる(この記事の内容)

依頼or公募する(次の記事↓)

返信をいただく

参加執筆者へ原稿の詳細を伝える

原稿締切日!(次の次の記事↓)

原稿チェック、入稿

発行!!!!!

記事として、この準備編、依頼編、原稿チェック編に分けて書いていく予定です。

時間とお金

何をおいてもまず現実的なここを捻出できない(優先順位として上の方に置けない)と、後々トラブルにもなりかねないので確保する。作る。
お金というシンプルな壁に情熱を失う前に、最近は「ゼロ円同人印刷サービス」などという、委託売上分から相殺してくれる印刷代建て替えサービスをとらのあなさんがされているようですし、方法は探せばあります!

それをふまえて少しだけ現実を。

ざっと必要な項目をあげると…

時間
・自分の原稿
・本文以外の必要な入稿データの作成(表紙、奥付ページなど)
・依頼(募集)文の作成をはじめ、執筆者さまとのやりとり
・編集作業→入稿(印刷所さんとのやりとり)
・告知(SNSでの宣伝、HPやフライヤーの作成、執筆者さま用の連絡ページなど)
・即売会、通販準備
・謝礼の受け渡し準備(直接、郵送)
{・フライヤーなどの告知用、ノベルティ用データ作成}

お金
・冊子印刷代
・即売会参加費、会場への交通費
・謝礼(完成本以外)、謝礼の送料
{・通販や書店への委託配送料など}
{・フライヤー等、ノベルティ作成代}

普段コンスタントに個人誌を出されている方なら、+α分くらいの認識かもしれませんが、改めて同人誌つくるって本当にやることがたくさんありますね…。

テーマ決め(作品のカテゴライズ)

ともあれ、やると決心したらまず決定したいのはテーマ。
アンソロ作りたい!欲しい!ってなった時点でふんわり決定しているとは思いますが、具体的に考える。

・どんな作品集にしたいか
イラストのみ、漫画のみ、小説のみ、ごちゃまぜなど
・内容
年齢制限を設けるかどうか、大まかに作品全体のアンソロなのか特定のキャラなのか、色や季節などの縛り要素を入れるのか、特定のCPやさらに特定シチュエーションを集めるのかなどなど。

ジャンルの規模によってもできることが限られると思いますが、是非!貴方だからこそのやりたいが詰まった至上の1冊を目指していただきたい。
あと、自分の苦手な表現や設定などがあればそれもメモしておく(後述)。

発行スケジュールを立てる(発行日・入稿日・原稿締切日)

テーマが決まったら、発行日を決定する。(勿論こちらを先に決めるでもOK)
その出来上がった本を持参して参加できるイベントを探してみて、イベントから逆算が一番立てやすいですかね。
【イベント早見表】とかで検索すれば出てくるし(参考)、主催会社で検索すれば、あればオンリーイベントなどにたどり着けます。(赤ブーさん、YOUさん)

よく言われていますが、半年くらいは期間があるといいです。とはいえジャンルの勢いなどもあるし、原稿や編集入稿作業に慣れている方なら2〜3ヶ月後のイベントですぐ出るお話もききますが…スゴイ。
自分は今回アンソロ主催なんて初めてだったし自分の原稿時間もデジタル漫画初挑戦ということでとにかく余裕が欲しくて、ほぼ1年後のイベントを目標にしました。(そもそもオンリーがそこしかなかった…;;)

発行日を決めたら、次は入稿(予定)日!
印刷所さんを決めているならそちらの、決めてなければオンライン見積もりができる印刷所さんで入力してみると実感がわきます。金額も…。
例:10人で平均1人8ページとしてすでに80ページ。
装丁が決まってなくても綺麗な表紙用の紙とか箔押しや遊び紙や小口染めなど部数も希望をのせてとりあえず入力してみる。

装丁などもりもり遊びたいならお財布的にも早割は必須だと思うので、最低でも発行日の1ヶ月前くらいに設定しておくことをおすすめします。

次は執筆者さまの原稿の締切日!
原稿の締切日から印刷所への入稿日までが、自分の編集作業時間になります。
編集って何するの?は、文字で書けば「預かった原稿を、印刷所に合わせた入稿形式にして入稿する」だけなんですが。
→やむを得ず締切りに間に合わない方がでるかもしれない!
→預かった後でトンデモミスが発覚するかもしれない!
そんなもしもの修正時間や余裕を持たせて、3段階の締切日を作ると安心でした。
自分は不安すぎて2ヶ月前に提出をお願いしてしまったのに皆様原稿がお早くて逆にびっくりしたし各作品に情緒が爆発して大変だったので(感想を書かずにいられない)余裕はあればあるだけよかった…感謝。

第一締切日:入稿日の約1ヶ月前(執筆者人数にもよるが、全ての作品を拝読して確認事項をクリアするのに余裕がある、ここで揃ってくれたらだいぶ嬉しい締切日)
第二締切日:第一締切日の1〜2週間後(第一締切日に間に合わない旨を連絡してきた方にのみ伝える。その前にどのくらいでできそうかを聞いておく)
※連絡なしの締切破りは確認をしつつ様子見てここをレッドラインとして伝えてしまってよいのかも
第三締切日:入稿1週間前(第二締切日にも間に合わない連絡があった人にのみ伝える。これをデッドラインとして、いかなる理由でもこの後は受け付けない旨を伝える)
※自分がいけそうなら3日前まで許すなど自分の許容範囲を把握して決める

個人誌を出したことがある方なら入稿には本文以外の作業がわりとあることもご存知だろうがざっとあげても、表紙(カバー)、もくじ、調整・奥付ページなどを作る必要があるし、アンソロなら”コメントカット”をいただくかどうかも決めておく。
表紙を自分で作れないなら表紙作成の依頼準備もする必要がある。(後述)
自分の原稿も執筆者さまたちの原稿をいただく前にできるだけ進めておく(できるなら仕上げておく)に越したことはないけど、揃ってから調整したりもするかもですしね…。

主催の連絡先(専用)

できれば専用のメールアドレス、SNSアカウントなどがあったほうが、連絡漏れなどを防げるのでおすすめです。

執筆者さまの募集方法(依頼or公募)

アンソロジーは、同一作者の作品集という意味もあるらしいけど、ここでは異なる作者の作品を集めた作品集のことを指します。
なので、かいてくれる作者さまを集めなければアンソロジーとして成り立たない…!

こうこうこういう企画を立ち上げておりますので是非かいていただけないでしょうか!と声がけして依頼をしていく形の「依頼制」にするのか、かきたいひとー!集まってー!!と「公募制」にするのかを決める。

それぞれにメリットデメリットは勿論あるので、よく考えて選択する必要があります。
現段階で自分と直接の繋がりがない方と、どこまで範囲を広げて繋がりたいかも1つの基準になるかと思います。

そして、何名くらいの作品集にしたいか(自分のキャパも含め)想像しておく。(前述した通り、10人で8ページだとしてもすでに80ページの本ができる)

依頼制は自分がひたすら勇気を振り絞ってとにかく行動を起こさなくちゃならないけど、せっかくの機会なので是非あこがれのあの方たちに声をかけるチャンス!!!
公募制は未知との遭遇チャンスがあることがまず最大の特徴なので、まだ見ぬ運命の同士に出会える可能性とともに、どんな相手と出会うかわからない博打的な要素もある。想定人数のコントロールが難しかったり。
公募制もとっておいて、依頼制の方もいるという複合型も選択肢としてはあり。実態としてわりとあるのだろうなと思う。

普段から交流している知っているつもりの方であれ、公募の知らない方であれ、期日や謝礼というものが発生するやりとりをする時、どちらにせよ蓋を開けてみないとわからないこともあるのでね。

範囲を広げればそれだけ責任の幅も増えるので、考えうるトラブルを防ぐためにも、明記しておいた方がいいことを引き続き事前に決めていきます。

原稿の仕様

アナログ原稿をOKとするかどうかを決める。
(アナログOKにするなら、アナログとデータ入稿の混在を受け付けてくれる印刷所さんにお願いする必要があり、選択肢がせばまります。【同人誌 アナログ入稿】などで検索!)
データ入稿のみ受付けの印刷所さんも多いので、装丁などのやりたいことがあるなら、データ原稿の作成をお願いしたほうがいいかもしれない。

原稿サイズ
A5かB5あたりが一般的ですかね。
小説オンリーアンソロだと文庫や新書サイズなども。

・依頼ページ数(最低〜最高ページ数)を決定する。
イラストはこの限りではないとか、これ以外になる場合は要相談というラインを決めておく。
人数にもよると思うけど4〜12ページくらいが平均ですかね。
自分の時はいくらでも浴びたすぎて上限15P(増加基本歓迎)としました^^

とりあえず上記3点の最低限のことを決めておく。
※実際に依頼する段階(依頼内容など)はまた後の記事に

原稿仕様の詳細は依頼の返事をいただいた後に承諾いただけた場合にお送りし、かつ執筆者さまだけがアクセスできる専用ページを作り、そこに載せておくようにする。
※どっちみち後々必要なので、絵描きさん用と字書きさん用の原稿仕様書を用意する。
※印刷所さんを決めていてテンプレートがあるならページのリンクやファイル送付の準備をする。

原稿の提出形式を決める
印刷所が受け付けている原稿のファイル形式を確認

自分が使用するソフトが変換できる(開ける)形式を確認

提出してもらうファイル形式決定
※ファイルの拡張子ってなんぞや?状態などでしたら、印刷所さんのHPに「原稿の作り方」のような詳しく解説してくださっているページがあるので是非色んな印刷所さんのページをまわってみてください。
【同人原稿 作り方】【ファイル形式 同人誌】など検索。

仕様例

漫画・イラスト原稿用
・原稿サイズ、塗り足し幅(3〜5mm※印刷所による)
 →A5+塗り足し3mm:(横154×縦216mm)
 →B5+塗り足し3mm:(横188×縦263mm) など
・解像度:カラー原稿なら350dpi、モノクロ原稿なら600dpi
・カラーモード:カラー原稿ならCMYK、モノクロ原稿ならグレースケールorモノクロ2値
・提出データ形式:PSD(画像統合済み・トンボの有無) など
{・あれば左右の始まりページの指定}

小説原稿用
・原稿サイズ、塗り足し幅(なし、または漫画原稿と揃える)
 →A5+塗り足し3mm:(横154×縦216mm)
 →B5+塗り足し3mm:(横188×縦263mm) など
・フォントサイズ
 とりあえず9.0pt(12.7Q)に指定しておけば確実かと
 →A6(文庫)または新書:8.5〜9.0pt
 →A5:8.5pt(12Q)〜9.5pt(13Qと14Qの間くらい)
 →B5:9.0〜12.0pt
B5は実際に印刷したことはありませんが、アンソロで3段組の小説が入っている御本はみたことあります。読みにくさも個人的には感じなかった。
・ノド側の余白を指定(20mm以上)
・提出データ形式:PDF(フォント埋め込み済)またはPSD(画像統合済み)
{・フォント:◯◯明朝 ※これは執筆者さまにお任せする前提で1つ提示}
{・段組み:指定しない、または1段or2段組 ※B5なら3段も}
{・あれば左右の始まりページの指定}

※{項目}は基本的には執筆者さまにお任せする部分

原稿作成のお手伝い
原稿作業に慣れていない方へ依頼をする予定がある場合など、自分がどこまでお手伝いできるかを想像しておくのも大事。やりとりの時間的にも精神的にも。
クリスタやwordのテンプレートを作成して、読み込んでもらう、流し込んでもらう形にしたりと最低限の部分をカバーしつつ臨機応変に対応するもよし、手取り足取りお手伝いができる!もよし、完全データ原稿作成ができる方限定でお願いする!など、事前に決めておく。

謝礼

冒頭にも記載した通り、人様が命削ってかいてくださる作品をお預かりするわけで、依頼の際にきちんと伝えておくべき大事な事項の1つ。
このへんは【アンソロ 謝礼】なんかで調べてみても、ジャンルや規模によっても異なるようで。
女性向け二次創作では、「完成冊子1冊(献本)+あればノベルティ」あたりが一般的な模様。+αで薄謝や菓子折りなど。
感謝の気持ちなので、自分のできる範囲で誠意を表す。

注意事項

禁止事項:NG表現を決めておく
 例→全年齢なら年齢制限表現のNG、残虐・猟奇表現の程度、主催である自分が受け入れられないNG表現 など
要相談事項:NG表現までいかないかもしれないけれど相談して欲しい要素
 例→性転換、パロディ、獣化、年齢操作、クロスオーバー、夢、腐、死ネタ、その他公式以外の特殊設定 など
注意事項:主催側から伝えておくべき特殊設定などがあれば
 例→年齢制限アンソロなら修正について など

どんなアンソロジーを作りたいかということをしっかりイメージして、主催者として掲載したくない要素があるなら、できるだけ具体的に決めておく。
後々、後出しで条件などを増やすのは契約違反というか、不信感に繋がってしまうおそれもあるので、テーマ的な縛りや注意事項はできるだけ具体的に決めておいた方がいいと思います。

コメントカット

アンソロジーにはよくある、作者さまのコメントがお話の間や巻末に並んでいるあれです。
これをお願いするかどうかを決める。最近はなしという場合もあるようだけど、個人的にはとても好きなコーナー^^
いただく場合は、締切とちょうだいする方法もお伝えする。
・締切:原稿と同時がほとんど(にできるようなレイアウトにする)
・送付方法:テンプレートを作って編集をお願いする、または画像ファイルやテキストでいただく など
※字書きの方など画像系の原稿処理が難しい方への対応を考えておく

表紙作成

アンソロジーの顔である表紙作成について、自分で作るか、お願いするかを決める。
誰かにお願いする場合、デザイナーさんへフル外注、もしくはイラストのみの依頼をどなたかに行い自分でタイトルなどデザインの編集、その逆パターン(自分がイラスト、デザインを依頼)がある。
イラストやデザインのお願いをするのであれば、たいてい本文原稿とは別にまた締切日や原稿仕様(※特殊装丁など)を伝える必要があるので、スケジュールや注意点を要確認。

寄稿作品の取り扱い

お預かりした作品について、どう扱うかを明示しておく。
・著作権は全面的に作者さまにあること
・告知や宣伝のために原稿の一部を切り取り掲載することがある旨
・告知や宣伝のために、アンソロジー発行前に執筆者さまご本人が原稿のどのくらいの範囲を公開してOKか
・アンソロジー発行後の、web再録や同人誌などでの作品の発表をOKするまでの期間

提出方法

出来上がった原稿を安全に受け取るために、専用のフォームを作ったらとてもスムーズでした。(googleフォームを使用 ※googleアカウントを持っていれば、誰でも無料で作成できます)
ギガファイル便などのファイル転送サービスを用いて、フォームに必要事項(タイトルや謝礼の受け渡し方法など)を記入していただくのと一緒に、送信していただく。

ここまで決めたら、あとは実際に公募のページを作るなり、原稿依頼のメッセージを送るなどの具体的な行動になります。

決めておくと親切な事項

・原稿の区切り表現の有無
原稿の1ページ目に「タイトル」と「執筆者さまのお名前」を、最後のページには「終、了、完、結、end、fin」などのエンドマークを表記していただく旨を伝える。
※タイトル扉ページなどを作る場合など必ずしも必要ではないけれど、複数の作品が詰まっている作品集は、今読んでいる作品が誰のものなのかわかると嬉しいなと個人的には思ってる。

・はじまりページの指定
各執筆者さまのタイトルページを作る予定があったり、はじまりのページを揃えたいなどのレイアウトの希望がある場合は、奇数偶数(左右)どちらのページはじまりで執筆して欲しいかを伝える。
見開きかそうでないのかは絵描きにとっても字書きにとってもとても重要なポイントになるので、予め希望があるなら伝えておく。
指定しない場合は、はじまりページが左右どちらなのかを原稿受け取りの際にきく。

・ノンブル(ページ番号)について
大抵、編集の際に主催側でページ数を通し番号でふる必要があるので、それをページのどちら側(ノド側、中央、小口側、上下など)にふるかを伝える。
それによってコマの位置を考えたりする方もいるそうです。

・印刷所
印刷所さんによって本文に使用している紙の種類が異なったり、オンデマンド印刷専門だったりと様々に特色があるので、執筆者さまによっては知りたい方もいるかもしれません。
必ずしも事前に決めておかなければならないことではないとは思いますが、候補を見つけておくとよいとは思う。
原稿作成のファイル形式の決定は早々に行う必要があるし、注意事項やテンプレートが用意されている場合はそちらを参考にできるなどの利点あり。

・ノベルティ
もしちょっとでも作りたい気持ちがあるなら、リスト作ってそれぞれを作れる印刷所さんなどを検索しておいたほうがいいです。
ただ二次創作物の場合、紙の同人誌以上に気をつけたい著作権問題を避けて通れないので、是非この機会にしっかり二次創作物に関して調べておいてください
【二次創作 グッズ(ノベルティ)】などで検索すると、まず著作権についての記事が多く出てきますし、二次創作ガイドラインがある作品もあります
そのあたりをしっかり確認しつつ、素敵な概念グッズを生み出してくださいね!
参考

そして、依頼や募集の時点で執筆者さまたちにもノベルティを作る予定があることは事前に伝えておく。(何を作るか決めてないにしても)
それに関するイラストなどをお願いする場合もあるならその旨、そしてそのイラストの扱い方についてもきちんと決めておく。


あとは何かあるかな…?
執筆者さまの作品タイトルや種類、ページ数などを管理できるエクセル表なんかは作っておくと便利です…が、初期にはそこまで必要じゃないかも。
メモ帳で「お誘いしたい方リスト」と返信の有無などをチェックしていたくらいでしょうか。

あとは少し先の話だけど、原稿チェックをどこまでするのかを決めておけばよかったと個人的に思いました。
どこまでするかというか、して欲しいかを聞いておけばよかったなって感じです。これは後の記事に書こう。

上記決めておくこととかも、とにかくリスト化してこなしていく感じでした。
即売会準備ってさらりと1行で書いた項目だって、細かくリスト化したら1本記事にできちゃったくらいだしね。

やることいっぱいある…!ってこう文字で見るとウワーってちょっと引く感じもありますが、人様にお願いするってところ以外は個人誌を出したことのある方ならみんなやってるなんて本当に頭おかしい趣味ですね同人誌を出すって。
でも出さずにいられない不思議。

とにかくこういった準備や細かい事務作業を継続していくには、最終的に情熱と愛でしか乗り切れない部分もものすごくあるので、皆様の創作活動の助けに少しでもなれたら幸いです。
素敵な1冊が完成しますように!

→次はいよいよ「実際に依頼(募集)をする」行動にするところへ続きます。

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