カヴェコのブラススポーツ万年筆を買った
万年筆沼がまだ継続している、筆者です。
新年、あたらしい万年筆を買ったので今日はその話を。タイトル通り、カヴェコのブラススポーツである。
真鍮素材が好きだ。アンティークな雰囲気が出るのがいい気がする。アクセサリーとか文房具でもちょこちょこ真鍮アイテムを揃えている。
そんな中で新しく手に入れたのがこの万年筆。
カヴェコの万年筆は前々からほしいと思っていたのだが、鉄ペンなのと、真鍮軸のは普通のカヴェコスポーツより値段が高いので躊躇していたのである。
ですが、せっかく買うなら真鍮だよな……と思って今回購入に踏み切った。結果、買ってよかったと思っている。
重さが心地よい
筆者は思い筆記具が好みである。なぜなら筆圧が弱めの人類なので。
思いペンのほうが力を入れずに書けるので楽、というのがその理由である。
カヴェコブラススポーツは真鍮無垢なので重い。比較にペリカンのスーベレーンM605を反対の手に持ち比べてみたが遥かに重い。体感、2倍くらい重い。ちなみにサイズは随分コンパクトである。
ニブが自分で交換できる
カヴェコの万年筆の一部のモデルはペン先が別売りしている。
今回購入したこのブラススポーツも交換できるタイプのものなので、筆者は14KのEFニブに交換した。
鉄ペンだとどうしても、ガリがガリする不快感があるので苦手だ。
どうしても狙った線が引けずに、壊れたショッピングカートを引いているようなもどかしさがある。
というわけでブラス スポーツが届いてすぐにニブを注文して交換した。
金ペンの書き味は、これまたペリカンとの比較になるが結構硬めだ。EFだからカリカリするが、不快なカリカリではない。硬めの書き味はある程度筆圧をかけても平気だ。
インク
コンバーターもペン先と一緒に購入したので、インクを色々試してみた。当初は愛用しているパイロットのブルーブラックにしたかったが、棚吊りがひどくてあきらめた。
結局、エルバンのインクで落ち着いた。棚吊りが起こりにくいし、フローも良くてEFのペン先でも心地よく書くことができる。色はお気に入りのナイトブルーにした。エルバンのインクはカラーが豊富なので、なくなったらまた違う色にしようかなーなどと考えている。
ということで2023年の万年筆始めはカヴェコであった。真鍮素材は経年変化するので、味が出てきたらまた記事にしようかなと思っている次第である。
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