「似合う香り」ってなんだろう、と考える
昨年は香水をあまり購入しなかった。
理由は色々あるけど、他の趣味に課金していたというのが大きい。まあそれはそれ。
しかし、今年はすでに香水課金の準備を始めている。
というのも、昨年末に化粧品を買いに行ったついでに香水も試させてもらったら、それがとても好みだったのだ。その香りは、手に入れるまで秘密にしておこう。
香水に本格的に興味を持ってから2年くらい。所持しているボトルは、10よりおおく20より少ない。そんな感じ。
香りの好みの傾向もだいぶわかってきて、よく使うフレグランスもだいたい決まってきた。そんなこの頃。
時々、「この香りって自分に合っているのだろうか?」という思考がよぎる。普段香水を着けているときは、もちろんその香りが好きだから着けているのであって似合う/似合わないはあまり意識しないが、たまに香水に関するブログや動画を見かけたときにふと思うのだ。
「似合う香りってなんだ?」
そんな悩み(?)を抱えたのを見透かしたかのように、チャンスはやってきた。なんと、フレグランスのプロに香りを選んでもらえるイベントを教えてもらったのだ。
そう、ゲランのフレグランスコンサルテーションである。
ゲランの沼に踏み入ってから案外早くその機会は訪れた(正確にいうともっと前にお誘い頂いていたのだが予定が合わずに行けなかった)。
先日ゲランで化粧品を買ったときに担当してくれたBAさんから、フレグランスコンサルテーションの予約ができますと教えてもらい、その場で予約してきた。今から楽しみで仕方がない。
これを機にと、手持ちの香りを棚卸ししてみた。スマホのメモ帳に持っている香水一覧表を作り、購入順に並べる。
よく使う香りと、あまり使わない香りの傾向がだいたいわかってくる。そのうえで、改めてプロに香水を選んでもらうというのは良いかもしれないと思った。
それに自分はゲランの香水をあまり知らない。持っているのは2本だけだし、有名どころは試したことがあるけれど、それ以外の香水を試す機会というのはそうそうない。
自分の好きな香りはウッディ系が多い。もっとも使用頻度が高いのは夜間飛行とテノワール29。
しかし以前、伊勢丹新宿のフレグランスコーナーで、普段はウッディ系の香りを使っていることを話したら「気分を変えてローズ系はいかがですか?」と勧めてもらった。たしかラルチザンの香水だった。購入はしなかったものの、とてもいい香りではあった。「いつもと違う系統を着ける」というのも良いなとその時思ったのだ。
フレグランスコンサルテーションを受けた人のレポを読み漁り、どんな香りが出てくるのだろうとドキドキしている。
とりあえず今は、手持ちの香水を堪能してその日を待つことにしようと思う。