高橋ヒロム選手のマイクに感じた新時代への期待

新日本プロレス史上初、ワールドタッグリーグとベスト・オブ・ザ・スーパーJr.同時開催のシリーズが昨日開幕しました!

推しの棚橋弘至選手はヘナーレ選手と組んでWTLに参戦。活躍を期待していました。ところが昨日の初戦で グレート-O-カーン、ジェフ・コブ組に敗戦。棚橋さんは試合後もパイプ椅子で膝を攻撃され動けなくなってしまいました😥

あぁまたか。また棚橋さんは一歩引いてしまうのか…。棚橋さんは先日の大阪大会で行われたUS王座戦でKENTA選手に負けたばかり。プロレスは勝ち負けだけじゃないと分かってはいても、最近の棚橋さんの勝率は下がり過ぎなんじゃないだろうか…? 私は意気消沈してしまいました。


今年はこういう状況下なので、なんとなく気持ちがアガっていかない。だから私は“太陽”を欲しているんだと思います。新日本の太陽は今も棚橋さんだと思っているから、また再び昇ってくれるのを待っている状態。でもなかなか太陽は昇らない…

そうこうしているうちに、どんどん自分のプロレスメンタル耐性が下がってしまっていました。そして、“これは全てコロナのせいなんだ。コロナが収束しない限り、この閉塞感はなくならないのかもしれない…” などと諦めかけていました。


そんな私に一筋の光が差し込みました。

それは…高橋ヒロム選手!

昨日のメインで石森太二選手と激闘を繰り広げ勝利したヒロム選手。


私はその試合後のマイクパフォーマンスに心が揺り動かされました。

ヒロム「でもさ…いいよね、この、今、この時の疲労感。これって、最高に幸せだろう」
「プロレスやって、プロレス見て、疲れられるなんて、最高に幸せじゃねえか!こんなご時世だよ。こんなご時世の中、悪いけど…まだまだ疲れてもらうぞ」
「プロレス ファンのみんな、覚悟しておけ!プロレス ファンのみんな、覚悟しておけ。この、1か月間、俺達がすげえ試合を見せまくって、どんどん疲れさせて最終的に昇天させてやるから。楽しみにしとけ!!」
「さぁ!ワールドタッグリーグ、そして、ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27の、開幕だー!もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、みんなでー!!楽しもうぜ〜!!!」



ヒロムワールド全開のマイクパフォーマンス😆中でも私はこの言葉に注目しました。

「まだまだ疲れてもらうぞ」

これは‼️

棚橋さんのトレードマークでもある「疲れたことがない」を意識したのでは?!

ヒロム選手は棚橋さんをリスペクトしつつも、「(こういうご時世だから)疲れてもいいんだよ」って言ってくれてるような気がしました。そして「その代わりこれからは俺が、俺達が、逆にみんなを疲れさせるくらい面白くするからね!」って宣言してくれたように感じたのです。嬉しかった。こういうアツい言葉が欲しいと思ってました。

それは新日の未来を感じさせる言葉。ヒロム選手は自分の言葉で、“これからは自分達の時代。自分がみんなを引っ張って行く。だから心配しなくても大丈夫だよ” って言ってくれたんだと感じました。


次世代のエース。それはヘビー級の選手から出るものだとずっと思っていました。でも昨日のヒロム選手のマイクを聞いた時、もしかしてそれは違うんじゃないかと感じました。ヘビーだろうがジュニアだろうが、気概と情熱がなければエースは務まらない。ヒロム選手にはそれがある、と。

太陽はすでに昇っていたのです。灯台下暗し。私が気付いていなかっただけだったのだと。


私はかつての棚橋さんのマイクパフォーマンスを思い出していました。


「必ず!俺たちの世代で、もう一度、プロレスを、爆発させます‼️」

これを思い出すのは大袈裟すぎかな…

でも、昨日のヒロム選手からはそれくらいのアツさを感じました。

この時の棚橋さん30歳。今のヒロム選手も30歳。きっと何か新しいことをやってくれるんじゃないか?もっとプロレスを盛り上げてくれるんじゃないか?もっともっとワクワクさせてくれるに違いない!もっと、もっと、もっと、もっと…!











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