飯伏幸太の独占インタビュー配信!夢は世界対抗戦!『ベルト統一』の真意を語る!

2月27、28日開催予定の大阪城ホール大会『CASTLE ATTACK』に向けた前哨戦が行われている新日本プロレス。

現二冠王者の飯伏幸太選手は前二冠王者の内藤哲也選手と抗争中。

先日の広島大会でSANADA選手を退けた飯伏さんに対し、内藤さんが挑戦表明したのです。

えっ?!また??

東京ドームで飯伏さんに負けたのに?内藤さんはリマッチ反対派なのに?

私は困惑しました。

しかも内藤さんは、敬意を持つIWGPヘビー級王座や二冠ではなく、ベルト統一阻止のため敢えてIWGPインターコンチネンタル王座のみに挑戦したいと。

相変わらずめんどくさい…😓

いやいやいやいや内藤さん!あなたはさんざんICベルトさんを虐めてきたでしょう?放り投げて踏み付けて引きずって投げつけて破壊したじゃありませんか。「持っていても何の意味もない。封印すべき」って言い切りましたよね??

(ご存知ない方は動画を参照⬇️)

私は忘れてない。ICベルトへのあの仕打ち。何故ならあれは中邑さんへの仕打ちと同じことだと思うから。

なので私は飯伏さんに絶対にICを守って欲しい、内藤さんから仕掛けられる舌戦にも頑張って応戦して欲しいと思っていました。今の飯伏さんなら、『神になった』飯伏さんなら、もしかして内藤さんに口でも勝てるんじゃないかと期待したのです。


当初は内藤さんの口撃になんとか応じている印象だった飯伏さんでしたが、ある時から完全に潮目が変わってしまいました。

それは…


内藤さんが右膝負傷のため欠場…


内藤さんの膝の調子が良くないことは周知の事実。そこを負傷したとなれば一大事です😰もしかするとタイトルマッチを闘うこと自体危ないのではないか…。心配で抗争どころではなくなってしまいました。

いくら飯伏さんでも、この状況で内藤さんを煽るのは躊躇するのではないでしょうか。ヒールレスラーならそれも有りかも知れませんが、飯伏さんは本隊ベビーフェイスなので…

そして飯伏さんは沈黙。ベルト統一などに関するコメントを残さなくなってしまいました。


そんな中驚いたのは、欠場発表後の内藤さんの行動でした。

なんと第一試合が始まる前にリングに現れファンに謝罪!

私が知るところ、負傷欠場アナウンスされている選手がリングで挨拶するというのは初めて見ました。さすがはファン目線に定評のある内藤さん。素晴らしいファンサービスです。

一方、飯伏さんはこのまま何もしないとますます不利になってしまうという状況。私はだんだんと不安になって来ました。


内藤さんの負傷欠場が発表された日、飯伏さんはこんなツイートをしていました。

飯伏さんは内藤さんの怪我が治るのを待ち、たとえ相手が不在でも組まれた試合に集中しよう、というスタンスに変えたのだと思いました。そうか、それなら私もそれを応援するしかない…!


ところが、なぜか飯伏さんの試合は2月19日の岩手大会以来組まれず…

負傷欠場で本来いないはずの内藤さんが地方巡業にも後楽園にも登場し、連日マイクで挨拶するという謎展開…

内藤さんが会場やバックステージで話せば話すほど、沈黙し、元気なのに試合に出られずにいる飯伏さんへ不満の声が高まっていきました。

やっぱり飯伏さんには内藤さんとの舌戦は荷が重かったんだろうか…?

私は暗澹とした気持ちになりました。

飯伏さんはこのまま内藤さんの“仕掛け”にスポイルされ、王者としての支持が得られず “名ばかりチャンピオン”になってしまうんじゃないか…?などというネガティブ妄想に取り憑かれていました😣


2月22日の後楽園ホールではコスチュームに着替えてバックステージコメントを残した飯伏さんでしたが、内藤さんが問いかけていたベルト統一関連については話さず。リングに上がることもありませんでした。 “時すでに遅し”の雰囲気が漂っているようにも感じました。


IC王座戦の停滞ムードが否めない中、内藤さんが2月25日後楽園ホール大会から試合復帰するとの発表がありました。良かった!私はホッとしました。

でも前哨戦は25日の1試合を残すのみ。飯伏さんの考えを伝える時間がない。あとはタイトルマッチ本番の試合内容で納得させるしかないのかも知れない…と諦めかけていました。


そこへ!救いが現れました✨

新日本プロレスワールドから飯伏幸太独占インタビュー配信 👏👏👏

これで飯伏さんの考えを知ってもらえる‼️

良かった…😭

(公式YouTubeの方では字幕も付いていますので、ぜひ大阪城ホール大会前に見てみてくださいネ⬇️🙏)

動画では、飯伏さんが IWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルのベルトを統一した方が良いと思う理由が、より明確にわかりやすく語られていると思います。

以前からずっと言っている、最強のベルトと最高のベルトが合わさった時、本当に更に上に行ける という考えを確認した上で、一番重要なのは、ひとつひとつのベルト、これに関しては絶対に歴史を壊したくない と断言。統一した場合の具体案についても話してくれています。

飯伏さんの統一案は ベルトが1本になっても、IWGPヘビー、インターコンチそれぞれの歴史を残しその上に防衛回数を重ねて行くというもの。平たく言えばベルトが物質的に1本になり名称は変わるが、中味の理念や歴史はそのままということなんだと思います。


それから、ベルト統一後のヴィジョンも語っています。

「もともとIWGPヘビー級のベルトというのは、猪木さんが世界中の選手と闘うために作ったベルトっていう意味合いがあったんですけど、その部分がなくなってるんで。もっと世界的なベルトにして行きたいというか。そういうレベルだと思うんですよ 新日本プロレスっていうものが。選手みんなが。もう世界レベルだと思うんですよ」
「”日本”も含めての“世界“。日本だけで、収まるベルトじゃないと思う。もう 世界対抗戦ですよ。はい。『日本 対 世界』です。それぐらいの、ものにしたい。それぐらいの、ものだと思ってる。僕は この、“統一したベルト”っていうのは、”世界一のネットワーク“に対抗して行きたいですね。はい」

『世界対抗戦』‼️

すごい!飯伏さんがそこまで考えていたとは!!


インタビュー後半では、尊敬する中邑さん、大好きな橋本さんがしてきたように、『令和』という新しい時代に相応しい新しいベルトにしたいと。

「時代時代で変わるものなので。そうやって進化して変わって来ている。今回も進化だと思う」



インタビューの最後には、内藤さんに対してもリスペクトを忘れず、飯伏さんらしい反撃の言葉を投げてくれました。でも私はもう内藤さんの口撃についてあまり気にならなくなりました。

インタビューを見るまでは、飯伏さんは結局このまま内藤さんにしてやられてしまうのではないか?と怯えていた私。でもこの動画を見終わって、飯伏さんはもっともっと先を見据えているんだと分かった。そして飯伏さんは内藤さんが仕掛けた口撃から逃げなかった…私はそれが一番嬉しかったのです。

もしも大阪で負けてしまうという事態になったとしても、次もまた、飯伏さんは飯伏さんにしか出来ないやり方で驚かせてくれるでしょう。その方法は、時に万人が絶賛するようなモノではないかも知れない…

でもね、違うからこそ面白い。これまでもこれからも。









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