20230522いまさら世界史の勉強(第一次&二次世界大戦など)


■①オリラジアカデミー お金の歴史編みた


個人的には前回の「テレビの歴史編」と同じく、テレビやお金というメインテーマそのものより
「世界史(=人類史?)の大まかな要所を一連の流れでみる」ことで
「点(=歴史の出来事)がつながって線になる(=今置かれている現状への理解が増す)」のが快感ポイントだった


■②第一次&二次世界大戦 中田敦彦youtube大学
数年前からずっと「日本史世界史を学び直したい(理解したい)」とおもってはいた
政治、経済、地理、歴史を理解すること
=自分たちが生きてる「この世界の仕様を把握すること」だとおもってたから
(昨今の世界情勢の影響もあるし、日本の歴史や戦争という出来事に対する自分の理解度の低さに「このままでいいのか」みたいな想いはずっとあった)

とは言いつつ、モチベない時に知識を入れようとしても苦痛なだけなのでずっと塩漬け状態で
最近オリラジアカデミーをみたことで知識欲を刺激されたので、衝動にまかせてまずはyoutube大学からあらためて復習した


ただ「事実を羅列」するのでなく
「人間(=政治家、権力者、科学者、哲学者、国民etc)の感情や思惑=ストーリー」を語る
その話しかたの巧さは、まるで落語でも観ているような感覚になって「面白い」と感じる
そこが「中田敦彦youtube大学」の魅力だと改めて感じた

(事実の羅列だけでも理解や没入ができるのは、「事実からその背景を読み取れるだけの予備知識が備わっている」場合や「今ある知識から背景を想像で補完できる想像力がある」からかも?という気づきも同時に得た)


■③ぴよぴーよ速報
以前から「偉人シリーズ」が好きで一時期みてたチャンネル

youtube大学の「世界史⑦」では「日本がどういった経緯で戦争したか」までは理解できなかったため(世界史だから当然ともいえる)他の動画も探したところ
「小学生でもわかる」とのことで、これならわかりやすそうだ!と視聴



「資料や地図はめっちゃおおまかでガバガバです」と注釈されているものの、すごく噛み砕いたフランクな言い回しや色つきの地図など
視聴するハードルが非常に低く(←重要)、大まかな流れを把握するとっかかりとしてはもってこいだと感じた
(コメント欄も似たようなコメが散見された)



■③深堀する 太平洋戦争など
ただ、ぴよぴーよもyoutube大学も「とっかかり」には最適で気軽にたのしく学べるが
「より詳しく知りたい」
「ここが何故こうなのか気になる」という部分がでてくる

でもどちらのチャンネルも「わかりやすさ重視」で「深く掘り下げる」事はない
ので、「知ろうと思ったら自分で調べるしかない」
(むしろその「いいさじ加減の物足りなさ」が知識欲を刺激する、という点こそが真価なのかも?とか思ったりもした)

というわけで「なぜ日本は戦争するハメになったのか」をちゃんと理解したくて少しだけ調べだした


※諸説あるため「これが真実!」ではなく
「どうやらこういう内容だったらしい」という「ひとつの解釈」


【概要を自分なりにまとめ】

・第一次世界大戦後の世界各国の不安定な経済状況

・関東大震災(1925年)で大ダメージ

・そこに世界恐慌(米ウォール街で株価大暴落 1929年)で世界中連鎖して大不況

・【英仏】自国通貨圏内=自国と植民地のみのやりくりで再建ねらう<ブロック経済>
・【独】敗戦と賠償金でズタボロのため、ベルサイユ条約破棄を訴えるナチス政権爆誕(1933年)
・【伊】植民地もたず経済低迷、ムッソリーニさんエチオピアに侵攻
・【日】経済破綻寸前で農村では餓●者や人身売買相次ぐレベルになり、国民は強攻策を主張する陸軍を支持するようになる(1930年代)

・日本陸軍が独断で中国東北部侵攻し満州国(日本の傀儡国家)建国(1931年)
・日本政府は首相暗●され(五・一五事件 1932年)陸軍の独断強行をとめられなかった<満州事変(1931~33年)>

・ドイツと軍事同盟したり中国と全面対決(日中戦争 1937~1945年)により「世界を乱す侵略国家」として国際評価を落とす日本

・ドイツがフランスのパリ陥落など快進撃、それみて日本はフランス領土である東南アジアへ進軍開始、そして日独伊三国同盟(1940年)

・これで米英と関係悪化、資源確保のため日本軍はさらに東南アジア侵攻、米さんブチギレて日本への石油輸出やめる

・対米開戦論が軍部や国民に広がり元陸軍大臣が首相就任(1941年)

・米国務長官ハルさん
「日独伊三国同盟解散して、中国と東南アジアから日本軍撤退しない?そしたら石油輸出するから」(ハルノート 1941年11/26)

・日本
「交渉決裂や、真珠湾に先制攻撃してビビらせて黙らせるわ(一撃講和論)」
=<真珠湾攻撃>(軍艦数隻沈めるも米主力の空母は健在=士気を削ぐどころか火に油の結果に 1941年12/8)

・太平洋戦争(第二次世界大戦 1941~1945年)


…以上でようやく大まかな流れをちゃんと把握する事ができた()
(物事の捉え方は視点の違いで異なる為「これが純然たる真実ダー!」と考えずあくまで参考程度に「一旦把握した」という程度だけど)

こうして自分なりに整理してみると
「色んな事が積み重なった結果」戦争が起こってしまった
「これが決定打」というべき出来事はなく「どれが引き金、スタート地点か」と定義するのは難しいとおもった(小並)

あとは「あー満州事変て名前は知ってたけどそういう事だったの?」とか
「え、日本て一時期上海とかまで制圧してたの!?」とか
「やー今まで被爆国って事でバッチリ被害者だと思ってたけど、事実だけ見れば先に仕掛けたの日本やったんか。。。衝撃」とか
「石油採れないから輸入に頼りっぱなしで列強に追いてかれない様に資源確保って考え自体はわかるけど、うーん。。。」とか
「終戦間際にハイエナみたいに領土強奪したロシア軍ほんと卑怯だなと思うけど、戦争みたいな極限状態で卑怯もくそもないとも思うし、起きた事は仕方ないとも思うし(正直わりと他人事だから言えてしまうのかもしれいけど)、露が自国を憂う結果不凍港を求める理屈は分かるけど帝国主義=植民地の時代なんてとっくに終わって民主主義の今この時代に”武力で土地奪う”ってのはやっぱおかしいんじゃね?露も中も」とか

なんかそんな感じのことおもったり

そんでこれまた月並みだけど
「過去=起きた出来事は変えられない」とか
「過去を教訓に今に活かす」とか
そんな事しか自分に落としこめることが思い浮かばないのも
「なんだかなぁ」とかおもう

そして最後は
ゆるっと動画内の「ハルノートを受け入れ太平洋戦争しなかったIF世界の考察」をエンタメ的脳の体操として視聴してみて

「後悔」という捉え方だと「タラレバは無意味」だけど
「仮説と検証の練習」という捉え方なら「タラレバって無意味とまでは言えないのかも」とか思った




■④おまけ ミッドウェー海戦から80年

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20220603-OYO1T50048/

「米空母一隻沈める代わりに日主力空母四隻(赤城、加賀、蒼龍、飛龍)を失う大打撃」だったらしいミッドウェー海戦(1942年)

そういった出来事ひとつとっても、自分はあらゆる面で知らないことだらけ

今では「戦争に使われた兵器を美少女化したゲーム」
があって
「その二次創作で成人向けコンテンツも多数存在する」という
当事者の方々が知ったら憤慨するのではと戦々恐々してしまうような状況ではあるけれど(そしていずれも存分に娯楽として享受してしまっている自分がいるのだけれど)

逆にみれば「知らない世代」が「知るきっかけ」になっている、という一面もあるといえば当然あるわけで
(だいぶ前に阿賀野だか矢矧だかの元乗組員の方にキャラ絵を見せて感想を伺うと「可愛らしいね」とまあまあ肯定的だった、というインタビュー記事をみかけたけどあらためて狂ってるのかと思うほど勇気ある取材だと思った)

とりあえず今の自分に出来る事は
「少しずつでも、まずは知る事」くらいかなと思った
自分みたいな小物に大それた事なんてできやしない、その程度だ


■⑤まとめ
衝動的に書き出して思った以上に長かったけどちゃんとまとめられてよかった(下書きやメモのまま放置してる記事がいくつもある)

世界恐慌についても掘り下げたい(そのうち)
とりあえず今日もできる範囲のことだけやる


おわり

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