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5月31日 値決めは経営である。クラウドの価格も。

5月31日ですね。

昨日、サイボウズ社よりクラウドサービスの値上げのプレスリリースがありました。

kintoneも値上げするようです。

スタンダードコースが税別1500円→1800円。ライトコースも税別780円→1000円。

来るべきものが来たという感じです。
が、値上げは遠からずするだろうなと思ってました。
昨年秋のCybozu Daysの時点で。


今年に入ってから、他のSaaSでも値上げのプレスリリースが続いていました。
プレスリリースはまだだけど、ユーザーには事前に値上げの話をしているサービスもあると聞いています。

kintoneなどのサービスの単価の低さがサイボウズ社の成長の妨げになっているといった主旨の経済系の分析も目にしたこともあります。

その流れがあったので、kintoneも値上げは必至だろうと。


弊社は今回の値上げに便乗した値上げは考えていません。
そもそも、昨年から段階的に単価を上げていたので、当面のところ、今以上に上げる必要もないと考えています。


むしろ、今回のkintoneの単価改定の前に先に弊社として上げておいて良かったと思います。

弊社の場合、数年前までの単価が安すぎたので、昨年までに上げた単価でようやく標準になったという感じです。
この過ちについては、何回も触れているのでこれ以上は書きません。
しばらくは、開発単価15000円(税別)。伴走単価30000円(税別)で設定でいきます。


今の単価でも高いなあという反応を示す方もいれば、大企業などからは安いという反応を示す方もいます。

私にとっても少々背伸びした単価ですが、おかげさまで引き合いも受注も影響がなさそうです。

ただ、この単価も、賃金や外注を支払うことを考慮すると、まだ安いのかもしれません。
おそらくサイボウズ社の単価もまた将来は変わることもあるでしょう。
弊社も同じです。

「値決めは経営である」と喝破したのは京セラの稲盛氏の有名な言葉です。
弊社もそれを肝に銘じたいと思います。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。