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12月26日 NFTバブルの終焉に思う

12月26日ですね。

この記事によると、
https://president.jp/articles/-/76917
NFTバブルが弾けたようです。

このような記事を見ると、ブロックチェーンの本来の目的と違った方向で脚光を浴びてしまった不幸を思います。

本来は、所有者や今までの所有者の履歴がきちんと記録できることがブロックチェーンの本質だったはず。それなのに、投機の対象に貶められたことがブロックチェーンの不幸でした。もう、過ちでしかありません。

ただし、ブロックチェーン技術そのものも課題が残っています。膨大な暗号化のための計算が必要であるため、膨大なCPUパワーが必要であり、それは電力の過剰消費につながっていきます。
つまり、SDG'sの観点からもブロックチェーンの技術そのものに黄信号が点っているように思います。

ただ、それでもなお、データそのものの所有者が誰なのかと言う問題はこれからのシステム開発にとって必ずついて回るはずだと思います。
不可逆的に編集ができない技術によって、このデータがどういう経路たどってきたか、どういう所有者の元を巡ってきたのかを管理する技術は遅かれ早かれ社会の強い要請があるはずです。

こうした新規技術を早く取り入れた者に先行者利益があるのは当然でしょう。それをビジネスに早く装備し、運用した者が有利になる事も間違いありません。
ただ、それが投機的な観点で取り上げられてしまうことで、本来あるべき姿から大きく外れた沸騰と狂奔によって翻弄されてしまったのがブロックチェーン技術の不幸でした。

私たちの前には、これからも新しい技術がいろいろ出てくるはずです。
その際、もう投機的な商材として扱うのはやめませんか。

それよりも、この技術によって社会全員が楽になるような方策を考え、普及されるように立ち回る方が、周り回って自分にとっても得になるはず。

私は今回のNFTバブルのはじけ方をみていて、強くそれを思いました

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。