５月８日　コロナへの価値観は人ごとに

５月８日ですね。

今日から新型コロナウイルスが感染症法上では５類に分類されます。

いわゆる普通の病気と同列に扱われるようになった、ということでしょう。季節性インフルエンザなどと同じに。

前にもここに書いたと思いますが、私はコロナをきっかけに世の中が変わらなければ、と考える人です。

ですが今、電車に乗っていると、マスク率の高さに目が行きます。

ひょっとして人々の行動様式はコロナ前と変わっていないのでは、と危惧します。

集まることを良しとし、ラッシュアワーを必要悪と許容する社会のままではないだろうか、と。

私自身は、三月に政府がマスク着用は個人判断と声明を出した時からマスクは外しています。

それこそ、その日が帯広からの帰りの飛行機に乗る日だったのですが、機内でも。その後の日常でも。お客様先がマスク着用を規則に設けている場合だけ従っています。

ですが、くだらない陰謀論や、反マスク、反ワクチンを声高にいうつもりは毛頭ありません。

個人的にはマスク着用には恩恵も受けていました。

話すときに唾が飛ぶことも気にする必要がないし、髭を剃らなくても良い、などの理由で。

ですが、私は長いものに巻かれるのが嫌。その理由だけでマスクを外しています。

マスクを外し、威勢が良いのは私の勝手です。

が、コロナが終息したとはいえ、これからも新たな感染症はやってくるでしょう。温暖化の影響で。

私はコロナに二回かかりました。その苦しみを知っています。

だから、コロナを恐れてマスクをし続ける方の気持ちも理解します。

次の感染症がやってきたとき、真っ先に感染するのは私のような人であるリスクも理解しています。

結局、それぞれの人がそれぞれの思いで過ごしているのが社会です。

他人がそれをどうこう言うのは控えましょう。

ましてやコロナ脳とか揶揄するのはもってのほか。