10月24日 速さより確かさを重んじる事
10月24日ですね。
昨日は、作業の毎日が疲れるので、ふらりとドライブしながら旅先で仕事をしました。
出がけに妻から以下のような言葉をもらいまして。
「烈火のごとき早さは必要なし
冷静にて見極める力が必要
全ての物事は、心静かにおさめよ
微風に吹かれるごとく
雑念を捨てよ
我ただ自ずからの道を極めんとするために成したことも
ただの縋りにすぎず
季節の移ろいに心ゆだねるときも必要と心に留めおけ」
妻からは源氏の跡継ぎの失敗を反面教師とするようにと言われました。おそらくは源頼朝でしょう。
今、鎌倉殿の13人が放映されています。それを見るまでもなく、源氏の本流がわずか三代で衰亡したことは誰もが知る通りです。
陰謀が疑心暗鬼を呼び、統制の名の下に圧力と軋轢が増す中、幾多もの御家人を滅ぼしていった鎌倉幕府。その結果、北条氏に実権が奪われました。恐怖による統制が綻びを生み出し、それが別の権力につけ込まれた良い実例です。
鎌倉幕府の成立まで短期間で成し遂げられたことも頭に入れておかなければ。1180年の挙兵から1192年の征夷大将軍の就任までわずか12年。平氏を滅ぼしてからは7年。
忙しなく一気に組織を固めた結果、組織に歪みが出たのでしょう。
私も今、組織の拡大を考えなければ案件が回らない段階に来ています。
が、ここで拙速に拡大させると源頼朝のように失敗するでしょう。
あと、妻からの烈火のごとき早さは必要なしという言葉ですが、これも考えなければなりません。
私には今、発信や連絡すべき量が多すぎます。そのため、発信の際に音声認識を多用しています。ところが、意識して話さないと誤変換が頻繁に起きてしまうのです。
烈火のごとき早さよりも、まずは確認。私も気をつけます。発信内容も組織構築も。
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。