4月6日 プログラム内の著作権に注意
4月6日ですね。
こういう記事が出ていました。
https://jp.reuters.com/article/ai-copyright-legal-idJPKBN2W109R
生成されたイラストの著作権は誰に帰属するのか。これ、昨年話題になったMidJourneyやStable Diffusionの時に出た話ですね。
これ、実はイラストやアート分野の話だけではなく、私たち技術者業界にも影響する話だと思っています。
そのコードの著作権は誰が持っているのか、との問題です。
技術者業界もコードの著作権については長年試行錯誤を積み重ねてきました。
契約で定めたり、そもそもの著作権としての考え方を組み込んだり。先人の苦労の跡が見えます。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの考え方もそれらの工夫の中から生まれたのでしょう。
コード内の著作権については、以下のサイトでも詳しく紹介されています。
https://dotengineerblog.net/is-copy-and-paste-safe/
コードの全てがコピペというのはあり得ません。
が、全てのコードが完全なオリジナルというコードもほぼないでしょう。
その時にコードの著作権はどこまで主張できるのか。
そもそも AIが提示したコードの著作権は誰に帰属するのか。
今後の訴訟のリスクを考えると、無邪気にChatGPTから出されたコードをコピペして使うことには、ある程度留意しておいたほうがよいと思います。
特に自社サービスをだすのであれば。
いいなと思ったら応援しよう!
ありがとうございます。
弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。