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福州乾麺

福州乾拌麺とも呼ばれる。福州とは福建省の省都福州市のことだと思う。あそこでも売っているかどうかはわからないが。

一般は白い細麺を使い、茹でた麺に何らかの油と出汁(主に鳥や牛のコンソメとか)をかけて、ネギでトッピングしだだけ。あとはテーブルにある調味料を自由に使って好みの味に仕上げる。多くの店ではこんな看板が掲げている。

麺+黒酢=正当の味
麺+黒酢+辣油=ちょっとスパイシー
麺+黒酢+辣油+干し唐辛子=煉獄を味わおう!

黒酢を三回ぐらい時計回りにかけて、辣油と唐辛子少々っと、今日は調子が優れていないのでこれぐらいにしとく。そしたらよーく混ぜるんだ。混ぜてからこそこの料理は完成する。

見た目汚ねえけど味は保証する。真の辛い麺イーターなら茶碗が赤黒に染まってた。

 黒酢の酸味とちょうどいい辛さ。そして出汁の旨味を加えて最高だ。食べやすさと手軽さから見て、これがソウルフードの一つの形とも言えよう。麺自体は極めてシンプルなので、冷菜やスープを注文して一緒に頂く。「麺をご飯みたいに食べる」のが福州乾麺の概念だと、私は思っている。今日はワンタンスープと一緒に食べてた。

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